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「海」への知的好奇心を持った心豊かな若者を育成! 海の宝アカデミックコンテスト2022 全国大会-海と日本PROJECT-を開催しました!

北海道大学は、「海」への知的好奇心を持った心豊かな若者の育成を目指し、北海道大学大学院水産科学研究院にて「海の宝アカデミックコンテスト2022 全国大会 -海と日本PROJECT-」を開催しました。

2022.12.08

北海道大学は、海への知的好奇心を持った心豊かな若者を育成する目的で、2022年11月5日に「海の宝アカデミックコンテスト2022 全国大会 -海と日本PROJECT-」を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

日程
2022年11月5日(土)9:30~16:00
開催場所
北海道大学大学院水産科学研究院
参加人数
118名(書類コンテスト、頂上コンテスト参加総数757人)
主催
北海道大学大学院水産科学研究院
目的
「海」への知的好奇心を持った心豊かな若者を育成するため、全国の主に中学・高校生を対象とし、「海」の素晴らしさを実感・体験できる教育システムを端緒として、それぞれが「海の宝」を探し、自発的に「海」を学ぶ機会に中高生を導く。

海の宝アカデミックコンテスト2022全国大会-海と日本PROJECT-

「海の宝アカデミックコンテスト2022 全国大会 -海と日本PROJECT-」は、若者の“海離れ”が深刻化していると言われる今、次世代に豊かな「海の宝」を引き継いでいくために、日本財団「海と日本PROJECT」の一環として、北海道大学大学院水産科学研究院が主催し、2016年から開催しています。今年も全国の中学生、高校生に広く応募を呼びかけ、募集期間の7月1日から9月20日に全国から「マリン・カルチャー部門」と「マリン・サイエンス部門」あわせて284作品の応募がありました。応募作品は、まず書類コンテスト(北海道・東北ブロック、関東・中部ブロック、近畿・中国ブロック、四国・九州・沖縄ブロックの全国4ブロックにて専門家が審査を実施)で審査、表彰されました。その中から選ばれた最優秀チーム12組が11月5日㈯に頂上コンテストに臨みました。頂上コンテストは北海道大学大学院水産科学研究院(函館市)で開催となりました。
 

白熱した頂上コンテスト プレゼンテーションと結果発表

全国の参加者たちは、それぞれ写真やイラストで工夫をこらしプレゼンテーションを行いました。5分間の発表の後には3分間の質疑応答タイムがあり、審査員の方からは高度な質問が飛び交います。発表者は、難しいながらもそれぞれが考えを巡らせて質問に答えていました。

休憩をはさんで午後からは結果発表、表彰式が行われました。厳選な審査の結果、「海の宝アカデミックコンテスト2022 全国大会 -海と日本PROJECT-」各部門の大賞には以下の2作品が選ばれました。

「マリン・カルチャー部門 海の宝大賞 京都先端科学大学附属中学校 小高 恵真さん、藤原さくらさん」

通常、動物の骨や皮から作られることが多い膠を、魚の骨や皮、鱗などの廃棄部分から抽出し、それを原料に天然物質だけの墨を作ることに挑戦し、最適な配合を導き出しました。環境や身体に配慮した昔ながらの材料に注目した点や、材料の調達には、地域の鮮魚店や銭湯に協力を仰ぐなど、SDG‘s的視点が高い評価を受けました。

「マリン・サイエンス部門 海の宝大賞 山脇学園中学校 岡村 佳歩さん」

岡村さんは自宅にある水槽でカクレクマノミやサンゴを飼育しています。餌を与えたり、水槽の掃除をする中で、人間が「海」を作り、維持するとしたら、どれぐらいのコストがかかるのか疑問に思い、具体的な金額を算出しました。日々の出来事から、壮大な「海」へ思いを巡らせる着眼点が高く評価されました。
 

審査員特別賞と出場者からの感想

また、頂上コンテスト選出作品の中から特別賞として、「日本財団賞」「日本海洋科学振興財団オーシャン・アート賞」「千葉市科学館賞」「海文堂出版・北水ブックス賞」「マリンイノベーション特別賞」「医食同源賞」「道南伝統食品協同組合賞」「函館の魚『イカ』賞」「北海道大学水産学部賞」が選出され表彰されました。

参加者からは、「審査員の方々から、ご専門のご意見をお聞きできとても参考になりました」や「このような場を継続されることのご苦労は想像を絶するものと思いますが、皆様の想いは、確実に中学生、高校生に届いており、小さいながらも着実に実を結んでいっているようです」などの感想を頂きました。
 

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:118人