アジとイカのさばきを体験!『日本さばける塾 in 山形』を開催しました!
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 山形」を12月4日(日)に開催し、8組17名の親子が参加しました。
2022.12.15
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 山形」を12月4日(日)に開催し、8組17名の親子が参加しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして
①講師による魚さばき・調理実演
②参加親子がアジバーガー、イカパスタ作りに挑戦。親子で試食。
③海にまつわる講義
以上を実施
日程
2022年12月4日(日)10:00~14:00
開催場所
学びの里TASSHO(山形県寒河江市)
参加人数
8組17名(小学生と保護者)
講師
ホテルリッチ&ガーデン酒田 総料理長 佐藤徹
主催
海と⽇本プロジェクト in 山形実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
基本の魚「アジ」と山形での水揚げ量No.1を誇る「イカ」を丸々1杯さばく!
イベントでは、魚さばきの基本とされている「アジ」と山形県で一年中水揚げされるとされている「イカ」のさばき方講座を行いました。
当日は内陸在住の参加者も多く、魚を1匹さばくこと自体初めてという方もいました。
講師の佐藤シェフからアジとイカのさばき方を学んだ参加者達は、初めての魚さばきに苦戦しながらも楽しく料理を行っている様子でした。
自分でさばいた魚を実食!
さばいた魚を使い「アジのピカタ バーガー仕立て」と「イカパスタ」を調理しました。
参加者たちは味の感想や魚さばきの難しさについて話をしながら食事をし、海への関心がより一層高まっている様子でした。
山形の海ではどんなことが起きている?
食事を終えた後、講師の佐藤シェフによる海の学びの授業が行われました。
講師からは、海洋環境の変化によって山形で獲れる魚にも変化が起きているという現状や、海洋ごみによって山形の海に住む魚たちに危機が起きているといった内容の講義が行われ、参加者たちは頷きながら講師の話に耳を傾け、山形の海に思いをはせている様子でした。
参加した子ども・保護者からの声(アンケートより)
⼩学4年⽣⼥⼦
「いつもやらないような経験ができた。海の温度が上がっていることに驚いた。」
⼩学5年⽣男子
「魚の姿からあんなに形が変わっておいしくなるとは思わなかった。」
⼩学6年⽣⼥⼦保護者
「親子で一緒に魚をさばく事がなかなかないので貴重な体験だった。海洋ごみ問題についても改めて問題意識を持った。」
⼩学6年⽣女子保護者
「さばくことももちろん、今の庄内浜の現状を知ることができて貴重な体験だった。」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:17人