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瀬戸内海で活躍する船を知ろう!セーリングカッター体験と巡回診療船「済生丸100」の船内を見学しよう!を開催しました!

SCBC島風は、香川県小豆島で「瀬戸内海で活躍する船を知ろう!セーリングカッター体験と巡回診療船「済生丸100」の船内を見学しよう!」を開催。島嶼医療や災害医療について考えるきっかけ作り、防災意識向上の一助となることを目的としています。

2023.01.16

SCBC島風は、瀬戸内海で活躍する船を知ろう!セーリングカッター体験と巡回診療船「済生丸100」の船内を見学しよう!を2022年11月28日に香川県小豆島堀越の内海湾岸壁にて開催いたしました。

社会福祉法人 恩賜財団 済生会運営の「済生丸100」は、小豆島の海と医療に関わる物事を島の人たちに紹介する活動が出来ればとの想いから、50年以上の長きにわたって瀬戸内海島しょ部を巡回診療されており、平成7年の阪神・淡路大震災の際には災害救援活動をされ今後の南海トラフ地震等の際には救援活動も視野にいれて活動をされています。広く島内の方に知っていただき、島嶼医療、災害医療について考えるきっかけ作りに役立てていただくこと、防災意識向上の一助となることを目的として今回開催いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
瀬戸内海で活躍する船を知ろう!セーリングカッター体験と巡回診療船「済生丸100」の船内を見学しよう!
*セーリングカッター体験は岸壁使用の関係で中止いたしました。
日程
2022年11月28日(月)
開催場所
香川県小豆島町堀越 内海湾岸壁
参加人数
小学生以下15人 中高生5人 大人50名
後援
小豆島町 小豆島町教育委員会

済生丸100で行われている診療や健診の説明、医療設備の説明を受ける

済生丸100には診察施設として処置室・検査室・問診室・採血室などがあり船員5名、診療班24名、臨時乗員21名体制で運営されています。まず見学者は定期診療の流れに従って済生丸100医療スタッフの説明を受けました。診療や健診、採血など船上で行う上での注意点や苦労されていること、島しょ部医療の一翼を担う済生丸100ならではのエピソードなどを丁寧にお話いただきました。見学者は一様に船内がコンパクトにまとまっていることや一般的な診療施設と比べても遜色ない医療設備があることに驚き、このような船があることに感謝されているようでした。また島民のなかでこの船の存在を知らない人も多いようで、この見学を機にもっと島民に知ってもらう必要がある、と感じた方も多かったと思います。島しょ部に住んでいる方の高齢化や小豆島には大きな病院もあり済生丸100が利用される機会が少なくなってきているようですが、緊急時や災害時には無くてはならいない船であることも見学者には強く意識していただけたのではと感じました。
 

船としての済生丸100の説明を聞く

島しょ部での診療に適するように設計された済生丸100の船としての機能や能力を、普段はめったに立ち入ることを許されない操舵室にて説明をいただきました。島しょ部での機動性を兼ね備えていることもさることながら、操舵技術として接岸の難しい岸壁へのアプローチ方法や精緻な医療検査を行うため可能な限り船の安定性を確保する必要があることなど、大変なご苦労をされていることを伺うことが出来、見学者は一様に驚嘆した様子でした。子供たちは所狭しと並んでいる計器類に興奮した様子で、計器に示されている数値や文字の意味を質問したりして興味をもってくれたようでした。
操舵室でも医療室でも多くの質問が見学者からあり、予定の時間をオーバーしましたが、済生丸100のスタッフの皆さんがとても丁寧に説明くださったことが心に残りました。
 

参加した子ども・保護者からの声

・お医者さんと話が出来たのが嬉しかった。
・船の中が恰好よかったからパパに見せたくなった。
・思ったより本格的でびっくりしました。
・看護学校に進学予定であり、この経験を生かしたい。
・島で育つ子供たちにとって見聞が広がる。
・島の暮らしならではの特徴を学ぶ良い機会になりました。
・災害救助や消火活動等、他の働きをする船についても知りたいと思いました。
・診療船を知らない人が多いのでもっと知れるようになればよい、もっと知ってもらいたい。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:70人