島根の親子がオンライン参加、アジをさばいて洋風アジフライ作りに挑戦!『オンラインさばける塾inしまね』を開催しました!
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、“魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして、島根県在住の親子を対象とした「オンラインさばける塾inしまね」を1月29日(日)に開催しました。
2023.02.06
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、“魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして、島根県在住の親子を対象とした「オンラインさばける塾inしまね」を1月29日(日)に開催しました。
普段は県庁所在地の松江市で開催することが多い「さばける塾inしまね」ですが、県内各地の自宅から参加してもらうことを目的にオンラインで開催しました。6家族20名の参加者は、フードコーディネーター西本敦子さんの指導で、アジを三枚におろし、洋風アジフライを作りました。また、島根のお魚クイズも実施し、島根を代表する魚種やその特徴などについて学びました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして、
①島根のお魚クイズ
②アジの三枚おろし
③クリスピーアジフライチーズ風味作り
を実施。
日程
2023年1月29日(日)15:00~17:00
イベント形態
オンライン(TSKさんいん中央テレビ・キッチンスタジオから中継)
参加人数
20名(小学1~6年生とその保護者)
講師
フードコーディネーター西本敦子氏
主催
⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会、海と日本プロジェクトinしまね実行委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
島根の漁業を知ろう!島根のお魚クイズ
島根県内各地から6家族20名がオンラインで集合しました。フードコーディネーターの西本敦子さんからの指導を受けてアジをさばこうと、エプロンや三角巾を身に着け自宅キッチンにスタンバイし、やる気満々の参加者たち。まずは、ウォーミングアップと海の学びを兼ねて「島根のお魚クイズ」に挑戦しました。島根を代表するブランド魚「どんちっちアジ」や、県魚である「トビウオ」に関する3つの問題に、ほとんどの子供たちが正解し、地域の漁業に対する関心の高さを伺わせました。
アジの三枚おろしに挑戦
さて、いよいよアジを三枚におろす体験です。魚をさばいた経験がある子供は1名だけで、ほとんどの子供たちにとって初めての体験でしたが、オンラインである良さは、講師の手元をアップで確認できること!子供たちは真剣な眼差しで画面からさばき方を学び、保護者も手助けしながら、楽しく三枚おろしに挑戦していました。家庭ごとに、ウロコ取り専用の道具を使ったり、アジの下に新聞を敷くなどの工夫が見られ、リアルのさばける塾にはないオンラインならではの工夫や気付きもありました。そして、30分の時間内にほとんどの家族が、アジ4匹をさばきました。
クリスピーアジフライチーズ風味 お手軽に作るアジフライ
さばいたアジを使って「クリスピーアジフライチーズ風味」作りに挑戦するコーナーでは、衣の材料を一気に混ぜてアジにまとわせていく、手間をかけない作り方を西本講師が披露。講師のレクチャーに合わせ、参加者全員が同時進行でアジフライを作っていきました。次々と揚がっていく美味しそうなアジフライを早く食べたいと、待ちきれない期待感も、画面を通して共有できました。そして、自分で作ったアジフライを試食した子供たちは、オンラインでその出来栄えを表現しようと、ピースサインや親指を立てて「グッド」を表現したり、腕で大きな丸を作って美味しさを伝えました。
楽しく美味しく為になった さばける塾(参加した子供・保護者からの声)
子供たちは最後に、さばける塾に参加した感想を発表し、「魚をさばくのは初めてだったけど楽しかった」「やりがいを感じた」などの感想が聞かれました。また保護者からは「料理に意欲が沸いた様子です」「子供がどんどん上達しました」などの感想が聞かれました。
オンラインさばける塾には、リアルさばける塾とは違った一体感や面白さがありました。講師はモニター越しに、各家庭の進行状況を把握することが出来、きめ細やかなフォローに繋がりました。また試食タイムでは、マヨネーズをトッピングする家族もあり、それを見た他の家族も真似をするなど参加者同士の交流もありました。
自分でさばいて作ったアジフライは、子供たちにとって特別な思い出となったことでしょう。魚をさばく楽しさや達成感を感じた子供たち、これからも色々な魚をさばくことに挑戦してくれることを期待します。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:20人