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日本初⁉ サバの三枚おろしを講談に。講釈師が魚のさばきを解説する初の試み!ナレーションバージョン新登場

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、本日2023年3月22日(水)、魚のさばき方などを紹介するYouTube「さばけるチャンネル」にて講釈師 荒到夢形(こうとうむけい)さんによるナレーションバージョンの魚さばきレクチャー動画「鯵(あじ)のさばき方」「鯖(さば)のさばき方」「鮃(ひらめ)のさばき方」の配信を開始しました。

2023.03.23

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、本日2023年3月22日(水)、魚のさばき方などを紹介するYouTube「さばけるチャンネル」にて講釈師 荒到夢形(こうとうむけい)さんによるナレーションバージョンの魚さばきレクチャー動画「鯵(あじ)のさばき方」「鯖(さば)のさばき方」「鮃(ひらめ)のさばき方」の配信を開始しました。講釈師が魚のさばきを講談で紹介するのは当チャンネル初の試みとなります。

YouTube「さばけるチャンネル」は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

■YouTube「さばけるチャンネル」
https://www.youtube.com/@sabakeru

YouTube「さばけるチャンネル」は登録者数21万人を突破した人気のYouTubeチャンネル。調理方法を通じて海に興味・関心を持ってもらうことを目的に、これまでアジやブリなど定番の魚からスッポンまで幅広い魚介類のさばき方を紹介してきました。今般、新たに配信を開始したナレーションバージョンは、講釈師ならではのテンポの良い解説と、「スススッ」「ズバッ」など言葉では伝えにくい技術ニュアンスをわかりやすく伝え、魚のさばき方を楽しくご覧いただける動画となっています。

「ナレーションバージョン」詳細
ナレーションバージョンは、なじみのない方にも魚のさばきに興味を持っていただくことを目的に作成しました。ナレーションを担当したのは、北海道函館市を中心に活躍する講釈師の荒到夢形(こうとうむけい)さん。講釈師ならではの張り扇(はりおうぎ)を用いた調子や「スススッ」「ズバッ」など擬音を使ったわかりやすい表現で、動画としておもしろい仕上がりとなっています。
題材とした「アジ」「サバ」「ヒラメ」は、全国的に人気のある魚種。「大名おろし(アジ)」「三枚おろし(サバ)」「五枚おろし(ヒラメ)」とそれぞれ違ったさばき方を紹介しており、魚さばきの奥深さを味わえるとともに、明日からすぐに挑戦ができる内容です。

荒到夢形(こうとうむけい)さんプロフィール
1960年3月24日秋田出身。室蘭・美幌・函館・釧路の高校で教員として活躍。2002年に神田愛山主催講談作家教室を修了し、2003年初高座に上がる。現在は教員を退職し、北海道函館市を中心に講釈師として活動。古典の講談のほか、北海道の偉人や郷土史を題材にしたオリジナル講談を数多く創作し、精力的に上演している。道南落語倶楽部副会長。

▶公式サイト
http://koutoumukei.com/

配信動画 概要
下処理から包丁の入れ方まで、一連の流れを解説付きでご覧いただけます。「講釈師のリズムと勢いを感じ取って、上手にさばいてくださいまし」(荒到夢形 談)
<【ナレーションバージョン】鯵(あじ)のさばき方:大名卸し >
再生時間:2分14秒
URL:https://www.youtube.com/watch?v=XGpIdjNQaXc 
監修:服部栄養専門学校
技術指導:日本料理教授 西澤辰男
協力:株式会社にっぱん/にっぱん水産株式会社、講釈師/荒到夢形
<【ナレーションバージョン】鯖(さば)のさばき方:三枚卸し >
再生時間:3分13秒
URL:https://www.youtube.com/watch?v=KxEk0ziYV1o
監修:服部栄養専門学校
技術指導:日本料理教授 西澤辰男
協力:株式会社にっぱん/にっぱん水産株式会社、講釈師/荒到夢形
<【ナレーションバージョン】鮃(ひらめ)のさばき方:五枚卸し>
再生時間:4分8秒
URL:https://www.youtube.com/watch?v=U97Tj6HFx6E
監修:服部栄養専門学校
技術指導:日本料理教授 西澤辰男
協力:株式会社にっぱん/にっぱん水産株式会社、講釈師/荒到夢形


新魚種の動画も続々公開

ナレーションバージョンと同時に新たな動画の配信も開始しました。海の環境変化により近年注目が集まる「アイゴ」と「ホンビノス貝」です。調理方法を知ることで食卓と海をつなぎ、海洋変化に興味を持つきっかけになればと考えています。

<アイゴについて>
全国的に問題となっている磯焼けは、海水温の上昇などにより、海藻類も多く食べるアイゴが活発になっていることが要因とも言われています。毒のある鋭いとげと独特の臭みがあるため、捕獲しても市場で値がつかず、積極的な駆除が進まないアイゴ。しかし、下処理をして磯臭さを除けば、うまみも強く食べ応えがあり、西日本の一部や沖縄など珍重する地域もあります。アイゴのさばきを通じて、魚の可能性と海の問題を見つめていただければ幸いです。

タイトル:アイゴのさばき方 – How to filet アイゴ –
再生時間:3分17秒
URL:https://www.youtube.com/watch?v=HBPjX2xQFuY
監修:日本さばけるプロジェクト実行委員会
技術指導:竹葉新葉亭 取締役料理長 正根嗣典

<ホンビノス貝について>
北アメリカ原産の二枚貝で、肉厚でうまみたっぷりのスープが取れることから、食用として古くから利用されてきました。環境耐性が高く、ヨーロッパや中国などにも移入されています。
2000年頃から東京湾周辺でも生息が確認されるようになった「外来種」ですが、在来種のアサリなどとは生息域が違うため、既存の生態系に影響を及ぼさない種としても注目を集めています。日本では食材としての知名度が高くないため、手軽な利用方法を紹介することで消費促進につなげられたらと考えています。

タイトル:ホンビノス貝の下処理-How to Prepare Quahog Clams –
再生時間:1分17秒
URL:https://www.youtube.com/watch?v=ZPw37JooOdY
監修:日本さばけるプロジェクト実行委員会
技術指導:竹葉新葉亭 取締役料理長 正根嗣典

YouTube「さばけるチャンネル」について
魚をさばくことを通じて、海に興味・関心をもってもらい、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる日本さばけるプロジェクトの一環として、2016年より配信を開始。これまで延べ160本以上の動画を投稿してきました。登録者数は21万人を突破。アジやブリなど定番の魚からグルクン、イシミーバイなど地域特産の魚、スッポンなどの特殊なものまで幅広い魚介類のさばき方を紹介しています。
URL:https://www.youtube.com/@sabakeru