知的・発達障がい児対象サーフィンフォロースクール〜海と日本PROJECT〜
2017.11.10
知的・発達障がい児対象サーフィンフォロースクールは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。サーフィンスクール卒業生などをフォローし、レベルアップの機会を提供しています。
障害を持つ子どもたちを対象に、海に親しんでもらうためにサーフィンスクールを毎年開催しています。フォロースクールは、サーフィンスクールに参加できない子どもや、サーフィンスクール参加年齢以上になってしまった卒業生をしっかりフォローし、サーフィンをする機会を提供し、スキルアップも目指します。
また、地方でも開催できるようにサーフレッスンのマニュアルを作成しマニュアルを元に統一したレッスンを行うことも目的としています。ボランティア育成も含め、ボランティアを確保しながら継続できる体制を作ります。
日時
6月3日(土)、6月17日(土)、7月2日(日)、7月8日(土)、8月16日(水)、8月20日(日)、8月30日(水)、9月30日(土)、10月1日(日)
開催場所
神奈川県茅ヶ崎市ヘッド・宮崎県青島海岸
参加人数
100人
主催
特定非営利活動法人Ocean’s Love
サーフィンスクールでプライベートレッスン!
今年のフォロースクールのプライベートレッスンは茅ヶ崎開催6回・青島開催3回。雨や台風でキャンセルになってしまった開催日もありました。
プライベートレッスンはサーフィンをする時間が長いので、上達しているのが見ていてもわかるほどでした。そんな姿を見て、とても嬉しかったです。子ども達自身も笑顔で波に乗り、失敗すると自分から沖に向かって行っていました。楽しんで成功と失敗の経験を積むことができるのは、プライベートレッスンだからこそできることです。
サーフィンスクールで自然を学ぶ
サーフィンレッスン中に小魚の大群がサーフボードの上に上がって来ました!
子どもたちは、この時ばかりは小魚に夢中。海に入っていると予期せぬ事も起きますが、子どもにとってはサーフィンと同じように自然から学ぶ良いお勉強の時間となりました。
参加者の声
・久しぶりのサーフィンで、最初はなかなか立てなかったもののボランティアさんのフォローもあって繰り返す内に 少しずつコツを掴めたようでした。 一緒に参加した父親を良き?ライバル?に頑張っていました。
・ボランティアの皆さんの優しいサポートのお陰で、いつものように笑顔いっぱい楽しんでいました。見ている母も嬉しくなりました。ありがとうございました。
・毎年お世話になり、息子も少しずつ慣れてきて、今年は着替えをスムーズにできるようになって感激しました。
・海に入るときはあれほど泣いていたのに、波に揺られて気持ちよさそうにしていたので笑ってしまいました。
・今年は一人でボードの上に座れたり、支えていただいて、ボードの上に立つことができてまたひとつ成長できたことを嬉しく思います。
・スタッフの方々も汗だくになって一生懸命支えてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています