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究極のオールプラスチックフリーイベント&アカモク丼コンテスト開催!「福丼県フェス2023inハピリン」を開催しました!

一般社団法人福丼県プロジェクトは、「福丼本」掲載店の中から5店舗、県外から5店舗を招集し、福井や全国が誇る海の幸などを使用した丼を提供する「福丼県フェス2023inハピリン」を6月10日(土)・11日(日)に開催いたしました。

2023.06.20

一般社団法人福丼県プロジェクトは、「福丼本」掲載店の中から5店舗、県外から5店舗を招集し、福井や全国が誇る海の幸などを使用した丼を提供する「福丼県フェス2023inハピリン」を6月10日(土)・11日(日)に開催いたしました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

開催概要
オールプラスチックフリーイベント「福丼県フェス2023inハピリン」
日程
2023年6月10日(土)・11日(日) 10:00~16:00
開催場所
福井市にぎわい交流施設ハピリン1階 ハピテラス
参加人数
約7,000名
協力団体
まちづくり福井株式会社
福井県立大学看護福祉学部 大学院健康生活科学研究科 教授 村上茂様
大津屋ふるさと支援事業部 部長 畑昂志様
ハイミッシュキッチン代表 田中佳子様
福丼県出店社5店舗
若狭ふぐの宿 下亟
一般社団法人福井環境研究開発

食べられる器や紙製のおかもちを活用したオールプラスチックフリーのイベントに!

本イベントは、海洋ごみゼロへの意識を高めるべく、容器や袋を全てプラスチックフリー製品にしたイベントです。バガス容器や食べられる器、紙製のおかもちで提供し、究極のプラスチックフリー食イベントを目指します。(バガス容器:サトウキビのしぼりかすからできた100%生分解容器)

また、会場内にはプラスチックフリーをPRする店舗看板や、バガス容器や食べられる器を提供する主旨を説明したパネル、海洋ごみ問題を訴求するパネルを各店舗に設置しました。

『アカモク』を使ったオリジナル丼レシピを競う「オリジナルアカモク丼コンテスト」を開催!

『アカモク』はわかめの生育を妨げたり、漁船のスクリューに巻き付いたり、漂着するごみが『アカモク』に絡みつき海を汚染してしまいます。そこで福丼県プロジェクトは、海洋ごみ問題の啓発を推進するべく、「海洋ごみ」「邪魔モク」とも呼ばれる『アカモク』を活用したオリジナルレシピをプレゼンし競う『オリジナルアカモク丼コンテスト』を「福丼県フェス2023inハピリン」で開催しました。

出場者は「福丼県フェス2023inハピリン」に出店している県内5店舗で、プレゼンの内容は下記の通りです。

①海洋ごみの問題に対する想い
②アカモク丼のネーミングとコンセプト
③調理工程
④アピールポイントや工夫した点

各出場者は、海洋ごみ問題に対する考えや『オリジナルアカモク丼コンテスト』に出場した理由を発表し、海への想いが伝わるプレゼンとなりました。

見事グランプリ受賞したのは、『御園飯店』の「アカモクの食べるラー油 on the 炒飯」。グランプリに選ばれたレシピは一般社団法人福丼県プロジェクトがふるさと納税の返礼品として出品し、全国に周知していきます。

『アカモク』の効能や魅力を発信「アカモクセミナー」を開催!

今回の「福丼県フェス2023inハピリン」では『アカモク』に注目し、両日福丼県ブースで「アカモク試食会」、11日(日)にはステージで「アカモクセミナー」を開催。『アカモク』とは、ヒバマタ目ホンダワラ科に属する海藻の一種で秋田県地域では「ギバサ」、山形県では「ギンバソウ」など地域によって別の名称で呼ばれてきました。『アカモク』は刻んで熱を加えることにより、粘り気が非常に強くなります。そんな『アカモク』には生活習慣病の予防・改善効果をはじめ、体に良い効能がたくさんあります。

福丼県ブースでの「アカモク試食会」では、両日100食限定で『アカモク』を配布し、30分足らずで全てなくなり、来場者が『アカモク』に少しでも興味を持っていることが分かりました。「アカモクセミナー」では、『アカモク』の有効活用を目的に、健康効果の解明、新たなメニューや料理、新製品の開発、食育などを進められている福井県立大学看護福祉学部 大学院健康生活科学研究科 村上茂教授に講演していただき、『アカモク』の効能などを発表していただきました。来場者からは、『アカモク』が会場で買えないのかと問い合わせがくるほど、より多くの人に今回のプロジェクトや、海洋ごみ問題について認知拡大のきっかけをつくることができました。

また、今回『アカモク丼コンテスト』に出場した出店社からは今回出したオリジナルアカモク丼を、実際の店舗でも期間限定で販売するという声もいただきました。

会場周辺を一斉にごみ拾い!

最終日には「会場周辺一斉ごみ拾い」を開催。多くの子供たちとごみ拾いをすることができ、若年層への海洋ごみ問題やごみ拾いの大切さを訴求をすることができました。

参加者からの声

参加者からは、「プラスチックフリーのイベントで海洋ごみ問題について学ぶことができた」「アカモクがこんなに効能のある食べ物だと思わなかった」「アカモクを買って、家でも調理してみたい」「アカモクに海洋ごみが絡みつくことなど、オリジナルアカモク丼コンテストで学ぶことができた」などの声をいただきました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:7,000人