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海遊びの安全管理の基礎を学ぶ ウォーターセーフティ親子講座を開催しました!

一般社団法人Telacoya921は、海遊びの安全管理の基礎を学ぶため、ウォーターセーフティ親子講座を開催。参加者は、地元の海を知り尽くした葉山のライフセーバーから水辺の活動で自分自身を守ることのできる知恵や技能を学び、体験しました。

2023.07.12

一般社団法人Telacoya921

一般社団法人Telacoya921は、海遊びの安全管理の基礎を学ぶため、ウォーターセーフティ親子講座を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
ウォーターセーフティ親子講座
日程
2023年06月17日(土)09:30~15:00
開催場所
神奈川県葉山町・一色海岸
参加人数
20名(うち小学生2名)
協力団体
TO BEACH CONTINUED、葉山ライフセービングクラブ

葉山ライフセービングクラブとの共同開催

シーズンを前に海遊びの安全管理の基礎を学ぶため、地元の海を知り尽くした葉山ライフセービングクラブとの共同開催という形で講座を開催しました。大人(中学生以上)の参加者は、日本ライフセービング協会のウォーターセーフティー講習を受講し、子どもの参加者(中学生未満)は海遊びをメインに大人の活動を一部体験しながら過ごしました。

ウォーターセーフティ講習では、水辺やそこでの活動において、自分自身を守ることのできる知恵や技能を身に着けるために様々なことを学び、体験しました。

海での活動においては、未然にトラブルを防ぐこと、自分を守ることが大切です。そのためには、海に入る前の安全確認やライフジャケットなどの装備の正しい装着の方法を学ぶことで「危機回避能力」を身に着けることが大切になります。

今回の講習では、2人組のバディを組み、安全確認やライフジャケットの装着チェックなどバディで協力して行いました。また、実際に海でどのように行動するのか、陸で学んだことを海で実践しました。地元の海を知り尽くした葉山のライフセーバーから海でのウォーターセーフティの視点を学ぶことで、普段は気軽に楽しんでいる海を違う視点から捉えることができ、子供たちも含めて、とても大きな学びとなりました。
 

海で遊びながら学ぶ子どもたち

子どもたちは、一色海岸で安全管理を学ぶ大人と共に、波打ち際での水遊びやボードを楽しみました。普段から海に遊び慣れている子どもたちですが、「その日の海況」をどのように見るかなど、海の楽しさはもちろん、海の危険性も学ぶことでこれまでとは一段違った視点で海という自然環境の中で遊ぶことを考える機会になったようです。

実技では、海の中にいる溺れ役にロープを投げる訓練も実際に行いました。ロープの先には空のボトルをつけて、少しでも楽になるよう援助することができます。大人の訓練の一部を実際に真似して行うことで、子どもたちも身を守るスキル、人を助けるスキルを身に付けることができました。
 

ウォーターセーフティ講習を開催して感じたこと

誰にとってもよい日になるように活動している私たちですが、今回、ウォーターセーフティ講習を開催してみて改めて感じたのは、海のすばらしさを伝えるにあたって、やはり楽しさだけではなく安全を高めるための活動も非常に重要であるということ。

安心して過ごせる場所であることは、水辺でのレジャーを楽しむための基礎だと思います。

自然を相手にする上では、私たちがコントロールできること、できないことを見極めて、私たちが安全に過ごせる範囲で活動することが大切です。

ウォーターセーフティ講習では万が一のトラブルに備えた対処法も学びましたが、より重要なことは未然に防ぐことです。そのためには、無理をしないこと、危険なことを見抜く力、そして万が一にも対処できる方法を”事前に”理解し、準備することです。

「未然に防ぐ」ために何が必要なのか、何を知っておくとよいのか、何を考えておくのか。

今回、そういったことを葉山ライフセービングクラブのプロフェッショナルから直に教えていただいたことで、全員がこれからのとってもビーチの活動に対する気持ちを新たにすることができました。

参加した子ども・保護者からの声

・1日楽しかった!疲れちゃったから今は考えられないけれど、またやりたい!

・子どもを安心して任せられる環境で、思いっきり学ぶことができたし、水辺で過ごす時の注意点が改めて身に沁みました。

・水辺の過ごし方について親子で話し合うきっかけになったし、いつも遊ぶ海はカッコいいライフセーバーさんによって守られている事に感謝する機会をいただけました!

・世の中の人全員がこういう研修を受けられたら、意識の改革になって、もっと自分たちの行動を考えられると思いました。そのために私にできる事といえば、この講座の感想を周りのお母さんに伝えて、少しでも興味を持ってもらう事で、受講者増加に協力できたらなと思いました。

・参加者の一人ひとりが真剣に講師のライフセイバーの話を聞き、普段はやったことがないことに楽しんでトライしている様子が印象的でした。ライフセイバーのみなさんが、普段どんなことを考え、どのような視点で見ているのかを知れて、何気なく過ごしているビーチでの安全がこうして創られていることに感謝の気持ちを持つことができました。ありがとうございました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:20人