若新雄純が高校生と様々な本質を考え抜く 哲学の学び舎 開校「ざわザワ高校~哲学に溺れる海の教室~」を開催しました!
一般社団法人福井環境研究開発は、若新雄純と現役高校生が“哲学”に挑戦する企画「ざわザワ高校~哲学に溺れる海の教室~」を6月17日(土)に開催いたしました。
2023.08.03
一般社団法人福井環境研究開発は、若新雄純と現役高校生が“哲学”に挑戦する企画「ざわザワ高校~哲学に溺れる海の教室~」を6月17日(土)に開催いたしました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
哲学は「考えることの楽しさ」を知ることができる学問です。「ざわザワ高校」は、高校生に哲学の楽しさを学んでもらい、海のように「とことん深く本質を考え抜く力」を身に着けてもらうことを目的に、6~11月までの6か月間で、福井県内の海沿いの施設を回り、月に1回開校しています。
開催概要
「ざわザワ高校~哲学に溺れる海の教室~ #1」
日程
2023年6月17日(土)12:00~16:00
開催場所
福井県若狭町 みさき漁村体験施設 みさきち
参加人数
14人
参加
若新雄純(プロデューサー/慶應義塾大学 特任准教授)
苫野一徳(哲学監修/熊本大学大学院教育学科研究科・教育学部准教授博士)
岩内章太郎(第1回 哲学講師/豊橋技術科学大学 准教授)
カリキュラム
●ざわザワ高校 オリエンテーション
●若新雄純さん、岩内章太郎さんの紹介
●哲学に溺れる海の教室
●放課後タイム
高校生が海で若新雄純と哲学したいテーマとは?
最初に高校生たちが考えたいテーマについて意見を出し合いました。若新雄純さんと講師の岩内章太郎先生もひとつひとつ吟味していきます。
第1回のテーマは「友情」。高校生の本音が飛び出して渦に
第1回は、思春期の高校生に身近な「友情」をテーマにたくさんの意見が参加高校生から出てきました。
高校生たちが考える友情について、哲学思考から友情の「本質」に迫っていきます。
お互いの考えを共有し、尊重しながらも自分の考え方を固めていく。
お互いの意見が出たところで、その共通点や違いを探していきます。そのなかで友情の本質とみんなが思える言葉を探していきました。「気付いたら一緒にいる人」、「家族には嫌われても恐くないけど、友達から嫌われるのは恐い」「友情に本物も偽物もない」など自分の体験から言葉にしていきます。その結果、たどり着いた”友情”の本質を表す言葉とは。。
若新雄純さん、哲学講師(岩内章太郎さん)からの講評と、放課後タイム。
テーマである「友情」の本質にたどり着いた高校生たちですが、哲学講師(岩内章太郎さん)からは、「今日このメンバーで限られた時間ではこの言葉になったが、これが答えではないです。思考に終わりはない。これを違う人とも話し合っていくことでまた違う言葉にたどり着く。また、この哲学思考を応用すれば、様々な社会課題に応用していくことができる」。ざわザワ高校の委員長の若新雄純さんからは、「常識はいつ穴があくかわからない浮き輪のようなもの。つかまっていれば楽だが、果たして。次回はもっと思考に溺れよう!」との話がありました。
■第1回テーマは「友情」高校生たちの本音の全てはで7/8(土)よりYouTubeにて配信中!
詳しくは、下記URLよりご覧ください。
https://www.youtube.com/@fukuitv8ch/videos
参加者からの声
参加した高校生からは、「あっという間の時間だった!」「哲学のイメージが変わった!」「次回が楽しみ!」などの声をいただきました。次回は、7月25日(日)あわら市にて開催予定です。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:14人