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初めてのセーリング体験を通して、海遊びを楽しみ安全や海洋環境保全を意識できる体験型イベント「2023JSAF海と日本PROJECTセーリング in 牛窓」を開催!

公益財団法人日本セーリング連盟は海の日を中心に全国で子ども向けセーリング体験イベントを開催するなか、岡山県では瀬戸内ジュニアセーリングクラブと共同で「2023JSAF海と日本PROJECTセーリング in 牛窓」を開催。体験を通して海に親しみ、安全や海洋環境保全に意識を向けるイベントになりました。

2023.08.22

公益財団法人日本セーリング連盟は、加盟する地元団体(瀬戸内ジュニアセーリングクラブ)と共同して7月8日(土)・9日(日)の2日間に「海と日本PROJECTセーリング in 牛窓」を開催しました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

公式サイト・公式SNS: https://jsaf-umipro.com/

開催概要
海や水辺を身近に感じてもらうためのイベント
日程
2023年7月8日(土)・9日(日)
開催場所
岡山県瀬戸内市 岡山県牛窓ヨットハーバー(研修棟)

現在、子供たちに、海や水辺を身近に感じてもらうために、7月17日の「海の日」を中心とした6月24日~8月13日に約1,100人の子供たちと全国14か所で、延べ55回のセーリング体験イベントを開催しています。

震災や、地球温暖化等による異常気象の影響で毎年のように発生する水害、コロナ禍での外出制限など、リスクを回避することが増加し、子供たちが水辺に向き合い、安全を意識しながら楽しく遊ぶ体験が減少しています。

そこで、日本セーリング連盟では、子どもたちに対して単なる知識理解ではなく、セーリングするにあたり、実際にライフジャケット着用のコツや自分を守るロープの結び方などを通して、自分の身を守る方法や、水上から海洋ごみを発見して自然環境保護の重要性を感じてもらうなど実体験を主体としたイベントを全国で開催しています。

岡山県では7月8日(土)・9日(日)の2日間に牛窓のヨットハーバーで実施。最初は怖いから海に入りたくないと言っていた子供もジュニアの選手たちと同乗し、優しい指導で沖まで出艇しました。意外と簡単に操作できることがわかると、こわばっていた表情も笑顔に変わっていました。事前の安全講習できっちりとしたライフジャケットの着用の仕方を学び、海で実際に生き物と触れ合ったり、泳いだりと、海遊びを楽しみ、安全に楽しむことができました。

そして環境講習では、この海のごみはどこからくるの?か学びました。

「こんなにたくさんのごみが流れてきました。ほとんどは小枝などの木ですがよく見てください。」「何かいっぱい混じっていませんか?」実際に自分達がヨット体験をした海に大量のごみが浮いている写真を使い環境学習を行いました。

瀬戸内海のごみは瀬戸内を囲んでいる陸から出たごみが風で川に流れ、川から海へ!そして雨の日には大量の塊になって瀬戸内海へ流れ出ます。瀬戸内海のごみのおよそ9割は陸上から出るごみといわれています。「では、どうしたらごみがなくなるかな?」

日々の生活でごみの排出を少なくするための方法を学びイベントを終了しました。

もっと海で遊びたかったという子どもたちの声とともに、参加者の保護者の方から「現在の海洋に対する学校の問題」などについても話を伺うことができました。その中でも今、学校プールの閉鎖により水に触れる機会がどんどん少なくなっているため、これからどうしたら良いのかという声が多くありました。「この海での体験は子どもたちにとっても安全に海洋を学ぶことができる良い機会」といったご意見を多くいただきました。

セーリング体験をした全員に、本人の乗艇している写真のついた「Start Sailor認定証」や、
エコバッグ、結び方ロープ、セーリング競技観戦ガイドなど、数多くの記念品をお渡ししました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています