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多くの写真で現状を学ぶ 海洋ごみ問題に関するオンライン講演会を実施しました!

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、夏休みに全国各地で実施する清掃活動のリーダーらが参加する「海洋ごみ問題に関するオンライン講演会」を開催。荒川クリーンエイド・フォーラムの今村和志さんを講師に迎え、海洋ごみ問題の現状や企業や市民団体の取り組みを紹介しました。

2023.09.07

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、「Youth for the Blue」をコンセプトとして若い世代から海洋ごみ問題を発信していくことを目的に、7月30日(日)に「海洋ごみ問題に関するオンライン講演会」を開催し、この夏休みに全国各地で実施する清掃活動のリーダーをはじめ36名が参加しました。講師は特定非営利活動法人荒川クリーンエイド・フォーラム理事・事務局長である今村和志さんです。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

開催概要
オンライン講演会
日程
2023年7月30日(日)
開催場所
オンライン
参加人数
36名

多くの写真を使って課題の深刻さを共有

講師の今村和志さんは、工学分野でウミガメを研究されている日本で唯一の博士です。企業や学校に対する環境教育活動をしておられ、所属されている荒川クリーンエイド・フォーラムは「海ごみゼロアワード」で2019年に最優秀賞を受賞されています。

https://cleanaid.jp/news/archives/2019/06/12630/.html

講演では多くの写真や動画を使いながら、海洋ごみ問題の現状や、それに対する企業や市民団体の取り組みを紹介していかれました。「2050年で海洋ごみの量が魚の重さを超える」という話に関しても、超えるのは2050年よりももう少し遅くなりそうなど、最新のデータをについても参照されました。

そしてプラスチックを全否定するのではなく、あくまで適切な管理とごみの発生源対策、そして早期回収が重要であると強調されました。

講演の後は学生から、「気候変動よりも社会の関心が薄いのはなぜか?」「台湾で自然分解プラスチック容器の提供が禁止された理由は?」など多くの質問が出ていました。

今村さんは最後に、「百聞は一見に如かず。現場体験の価値を知って欲しい」と話され、夏の海岸清掃でリーダーをする学生たちにとっても、貴重な学びとキックオフの場になりました。

参加した大学生からの声

・海洋ごみの奥深さを知ることができました。自分はポイ捨てしてないとしても実は日々プラスチックを出していると考えるとこの問題は他人ごとにはできないと強く感じました。

・雛に餌をあげる時や、海鳥の中がごみであったり私たち人間の行動が環境や動物たちまでに影響することがあると実際に写真を見て驚きました。また、今は地球温暖化などは注目されてますが、海洋ごみにはあまり社会全体として注目が無いようにに感じられたので、まずは自分自身がその問題について実際に考え、関わることが必要だと思いました。今年の夏に九十九里浜に海岸清掃に行きますが、今回学んだ海洋ごみについてしっかりと考えながらごみ拾いをしたいと思いました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:36人