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親子で一緒に風力発電について考え、触れることで未来の電気の作り方を学ぶ「夏だ!海だ!!風車だぁー!?」を開催しました!

NPO法人青森風力エネルギー促進協議会は「夏だ!海だ!!風車だぁー!?」を今回はスノーケリング教室と共同開催。スノーケリング体験のほか、風力発電先進地域のベルギーの子供向けキットを組み立てて海に浮かべ、親子で一緒に洋上風力発電について学ぶなど海への理解を深めました。

2023.10.06

NPO法人青森風力エネルギー促進協議会は2023年8月26日(土)〜8月27日(日)に1泊2日で『夏だ!海だ!!風車だぁー!?』を開催し、7組(子供11名、保護者10名)の親子が参加しました。今回のイベントでは、青森市の株式会社マックの協力を得て、スノーケリング教室と共同で開催しました。風力発電の先進地域であるベルギーの子供向けキット(Offshore Wind 4Kids)を使用し、親子で一緒に風力発電について学ぶ機会を創出し、スノーケリングで海を泳ぐことで海への理解や素晴らしさを知ることを目的に開催しました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
株式会社マックからスノーケリングについて学び、弘前大学・地域戦略研究所の学生4名の協力を得て、洋上風力発電について学びました。
日程
2023年8月26日(土)10:00~16:00 〜 2023年8月27日(日)9:00〜12:00
開催場所
今別町・袰月海岸(スノーケリング)、外ヶ浜町・義経海岸(風車・スノーケリング)
参加人数
7組(小学1年生1名、小学4年生4名・小学5年生2名、中学1年生1名、高校1年生1名、高校2年生1名、保護者10名)
協力団体(協賛)
株式会社脇川建設工業所、イオスエンジニアリング&サービス株式会社、株式会社NICHIUN、株式会社みちのく銀行、齋勝建設株式会社、青森放送株式会社、東急不動産株式会社、Copenhagen Offshore Partners Japan合同会社、コスモエコパワー株式会社

【8月26日(土)スノーケリングについての座学と実践】

株式会社マックの今 拓洋社長から、スノーケリングについての基礎知識や道具の使い方、海の危険な生物についての説明を、実技を交えながら講話していただきました。子供たちは、スノーケリングの道具や使い方に興味津々の様子でした。海の危険な生物のお話では、見たことがある生物もいたようで、最後まで飽きずに話を聞いていました。

昼食後、海峡の家ほろづきから車で3分ほどのところにある袰月海岸に行き、泳げるレベルで4チームに分かれてスノーケリングをしました。Aチームは泳ぐことが得意なチームだけあり上達が早く、どのチームよりも沖に出てスノーケリングをしていました。Bチームはまあまあ人並みに泳げるチームで、Aチームと同じくらい上達が早くスノーケリングを楽しんでいました。Cチームは泳げないが水は怖くないチームでしたが、水が怖くないと言うだけあり、すんなりスノーケリングをマスターしていました。Dチームは水慣れしていないチームなので、足のつく場所から徐々に足のつかない場所へ移動し、スノーケリングに慣れることができました。

スノーケリング後はが終わり、海峡の家ほろづきへ戻ってみんなで夕食をとりました。とても暑い日でしたが体調を崩す人もおらず、怪我人も出ずに終えることができました。

【8月27日(日)青森県のエネルギーと風車、アマモのお話と風車の作成】

海峡の家ほろづきで朝食をとった後、外ヶ浜町三厩にある外ヶ浜町三厩総合交流促進センター「かぶと」へ車で移動し、弘前大学の学生がクイズを交えながら「青森県の風や風力発電」について寸劇を行いました。青森県の風や風力発電について知るとともに、再生可能エネルギーや化石エネルギーについても学ぶことができ、会場が暑かったにも関わらず、最後まで飽きることなく、参加者は興味津々の様子でした。弘前大学の学生の座学の後、前日にスノーケリングを行なった袰月海岸や、風車をたてる義経海浜公園の海中にはアマモ類が生えていることから、弊会の企画調査部会長による「アマモ」についての講話を聞きました。海生生物にとってのアマモの役割やアマモを利用した地球温暖化対策についても理解したようでした。

また、実際に発電ができる風車の組み立てキットを用いて、弘前大学の学生が風車の先生を担い6つのステップを説明しながら、子供たちと一緒に組み立て、保護者の方々にも積極的に参加いただきました。

風車の組み立て基礎を組み立てた後、ウェットスーツに着替えてから義経海浜公園の海水浴場へ移動し、組み立てた風車を浮かべました。組み上げた風車の高さは約80cmもあり、子供たちは工夫をしながら、風車が安定する方法を探っている様子でした。風がなく、風車が回らなかったことから、前日に習ったスノーケリングで風車の周りの海の中の様子を観察していました。

【今後の活動】
今後は同様のイベントの開催数を増やしながら、より広く洋上風力発電についての普及啓発に努めていき、将来の風力発電の発展を目指します。

参加した子ども・保護者からの声

・海中に魚がいるのを見ることができて楽しかった
・海での活動があんなに大変だとは思わなかった(スタッフに向けてのお言葉)
・疲れたけど楽しかった
・暑かったので海の中が気持ちよかった
・風車が意外と頑丈でおどろいた
・組み立てるのに力が必要だったけど組み立てられてよかった
・風がなくて風車は回らなかったけど楽しかった

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:20人