『スポGOMI甲子園・岐阜県大会』を開催 激闘を制したのは岐阜高校硬式野球部らぁめん 当日は参加者全50人で、87.9Kgのごみを集めました!
一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全17チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2023・岐阜県大会』を10月8日(日)に開催いたしました。
2023.10.20
一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全17チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2023・岐阜県大会』を10月8日(日)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
日程
2023年10月8日(日)9:00~11:30
開催場所
リバーパークおぶさ周辺
参加人数
1チーム3名×17チーム=50人 ※体調不良により1名欠席
優勝は岐阜高校硬式野球部らぁめん!拾ったごみの総量は圧巻の23.66kg!
全17チームが参加した岐阜県大会。参加者の半数が過去に同大会に出場している経験者のため、激戦が予測された。全国への切符をかけて、開始早々から火花を散らす選手たち。手にした袋はみるみるうちにごみでいっぱいになっていった。結果は最後まで分からない激闘の末、岐阜高校硬式野球部らぁめんが、ごみ総量23.66kg/1631.5ポイントを獲得し優勝。11月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待される。
岐阜県大会で集められたごみの総量は87.9kg
今回の会場となった岐阜市の長良川河川敷リバーパークおぶさ周辺は、河川敷が広く、岐阜市のシンボル金華山などを望むことができ、県内外からアウトドアやレジャー客が集まる近年人気のスポット。特に新型コロナウイルスの感染拡大で、密を避けやすい野外でのレジャーが人気を呼び、週末になるとたくさんのテントやタープが並ぶようになった。しかし、人気スポットになるにつれてごみのホットスポットになりつつある注目すべき場所だ。
大会開催日も会場にはたくさんのアウトドア客が訪れていた。レジャー客の脇で、選手らは次々とごみを拾い集めた。その多さは想像を超える量だった。ペットボトルや空き缶、食品が入っていた袋やトレーなどレジャーごみをはじめ、不法投棄と思われる粗大ごみも発見された。
選手らはごみの多さやあるはずのないごみの投棄に驚き、川からごみが流れ出ないようにしたい、ごみの発生を抑制したいと話していた。スポGOMI甲子園は、海洋ごみ問題全体から見たら小さな存在だが、スポGOMI甲子園への参加を通じて、海洋ごみ問題に思いを馳せる人を1人でも増やすことで、海洋ごみ問題に対して貢献していきたいと強く思った。
優勝チームコメント
海のために今できることというテーマに対し、僕たち高校生が参加してこの活動を広めていこうと思い参加した。海の問題に対し、海の無い岐阜県にいて出来ること、川から関わることができてとても良かったと思う。全国大会に出場することで、岐阜県をはじめ全国の皆さんも注目してくださると思うので、このような活動を全国に広めていきたいと思います。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:50人