楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs!沼津市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催しました!
一般社団法人イエローピンプロジェクトは静岡県沼津市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催。SDGs目標14番「海の豊かさを守ろう」をテーマに、プロミングワークショップ「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」やSDGs講演会などを行いました。
2023.10.23
一般社団法人イエローピンプロジェクトは、2023年9月18日(月祝)に静岡県沼津市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催いたしました。
SDGs目標14番「海の豊かさを守ろう」をテーマに、プログラミングワークショップ「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」、シートイスゴロクワークショップ、SDGs講演会を実施しました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
「プログラミングで海のSDGs!」
日程
2023年9月18日(月祝) 10:30~16:00
開催場所
プラサヴェルデ コンベンションぬまづ 4階
参加人数
子ども29名(保護者20名)、講演会34名
協賛
沼津信用金庫
協力
一般社団法人サバーソニック&アジロックフェスティバル、株式会社アーティスティックス、リトルスタジオインク株式会社
Scratchでアマモを植えるゲームに挑戦!
今回の「プログラミングで海のSDGs!」沼津市開催はアマモとブルーカーボン、海洋プラスチックごみ問題など「海の社会課題」についてたっぷり学べるイベントになりました。
「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」のプログラミングワークショップでは、アマモのキャラクターに二酸化炭素を吸収させるゲームを作るイベントを午前午後の2回に分けて実施しました。
とても元気な沼津の子ども達は、自分で難易度を調整したゲームを作り、周りの友達と共有しながらプログラムをしていました。
アマモは二酸化炭素を吸収して、海の中の生態系を豊かに保つ重要な役割を持っていますが、様々な影響で生息地が減っていることが問題です。プログラミング技術がアマモ場の再生に貢献している例を皆さんに紹介しました。
シートイスゴロクで身の回りの物と海の関係性を考えてみよう!
プログラミングワークショップ会場の隣では、静岡で活動する一般社団法人サバーソニック&アジロックフェスティバル(サバソニ)による「シートイスゴロクでレッツ!ゴミニケーション」が開催されました。ビーチクリーン活動をしているときに海辺で拾った「おもちゃ」をシートイと呼びます。子どもたちにとって身近な「おもちゃ」がどうやって海に流れ着いてしまうのか、スゴロク形式で楽しく学ぶことができます。
2050年には海にいる魚の重さよりも、プラスチックごみのほうが多くなってしまうといわれています。そんな未来にならないために、自分たちの身近な生活から見直してみることが大切です。
SDGs講演会「きみに藻できる!藻場要るアプリで海を豊かに!」
会場では、小学生親子だけでなく一般の方も対象に「SDGs講演会」を実施しました。お話しをしてくださったのは一般社団法人サバーソニック&アジロックフェスティバル提督の、武智一雄さんです。
「海藻と海草の違いって?」「海のゆりかごと呼ばれる理由は?」などの質問応答形式で参加者と活発なコミュニケーションが行われていました。サバソニは大切な藻場を守るために「藻場要る」アプリを作りました。
藻場がどこにあってどこに無いのか、スマホで誰でも記録することができます。沼津をはじめとして、静岡県の海辺には、アマモが多いことがわかっているようです。講演会では、「アマモを増やすため、みなさんでできることをどんどん行動に移していきましょう」と呼びかけました。
この日のイベントに参加した皆さんは、アマモやブルーカーボン、海洋プラスチックごみ問題といった、地元の海の環境について色々な視点から学ぶことができました。
参加した子ども・保護者からの声
・藻が環境保全に役立つことを知って、すごいと思いました。(小6・男子)
・楽しかったです。プログラミングで海のことも知ることができたのでよかったです。またやってみたいです。(小5・女子)
・シートイスゴロクが楽しかった。(小3・男子)
・海草や海藻の大切さを、今一度感じれた。(中1・男子)
・アマモが海にとって大事な存在であることが分かった。海の豊かさを守ろうと言う気持ちが更に高まった。(保護者)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:83人