九十九里浜の南北から清掃し、最後は合流! 延べ190名の大学生が九十九里浜全域66kmを清掃!
特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、5日間にわたり千葉県九十九里浜の海岸清掃を行いました。「Youth for the Blue」をコンセプトとして、若い世代から海洋ごみ問題を発信していくことを目的としています。
2023.10.24
特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、「Youth for the Blue」をコンセプトとして若い世代から海洋ごみ問題を発信していくことを目的に、9月3日(日)から7日(木)まで千葉県九十九里浜の海岸清掃を行いました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
開催概要
海岸清掃
日程
2023年9月3日(日)~7日(木)
開催場所
千葉県九十九里浜(千葉県旭市~いすみ市)
参加人数
大学生延べ190名
前半隊・後半隊に分かれて清掃!
今回の活動は、9月3日(日)から5日(火)までの前半グループ、5日(火)から7日(木)までの後半グループに分かれて活動しました。また、前後半でそれぞれ、北側から進むグループと、南側から進むグループの二手に分かれて清掃しました。
今年で21回目を迎えるこの活動は、「活動を通して本協会の清掃理念である『拾う心より捨てない心』を社会に広め、環境保護をはじめとする社会問題解決の意識を啓発する」ことを目的としています。
前半隊は殿下海水浴場(山武市)で、後半隊は古所海水浴場(白子町)で合流しました。合流では、参加した学生たちは一緒に清掃をした仲間と喜びを分かち合い、達成感で満ち溢れていました。
合計1,335袋のごみを回収!
海岸には、小さなプラスチック破片やペットボトルはもちろん、使用済みの生活用品や食べ物のごみも多く落ちていました。拾いきれないほどのごみを目の当たりにして、参加した学生たちはこの問題の深刻さを実感していました。
参加した学生・現地の方の感想
・今回、参加して、海洋ごみ問題について深く考え、感謝と本気を多く感じることができました。私が観光目的で海に行った時、砂浜にごみが落ちているというイメージがあまりなかったため、実際にごみに着目して海を見た時に、その量と異臭、ごみの種類や捨て方の巧妙さに衝撃を受けました。私たちはこの問題を解決することは難しくても状況を大きく改善させる力を持っていると思います。さらに活動中、一緒に活動する仲間たちの熱意、温かさ、優しさ、頼もしさ、感謝を本当にたくさん感じました。自分がきつい時や楽しい時、その時々にいつも仲間がいたことでマイナスの感情もプラスの感情も共有ができ、自己成長も実現しました。そのことを明文化することが難しい、「感じる」という新たな体験をしたと思います。(参加した大学生・女性)
・今回、参加できて本当に良かったし、とても楽しかったです。小隊、中隊、大隊など全てにおいて学生との交流が楽しかったです。また気温が高く、歩く距離も長いためしんどい部分もありましたが、みんなで声を掛け合って学生らしく明るく元気に頑張れました。今回の活動を機に災害救援など他のボランティアにおいて学生のパワーを活かし頑張っていこうと思いました。(参加した大学生・男性)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:190人