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まちなか灯台での夜市で特別な時間を!「生地鼻灯台ファンタジー」と同時開催 生地鼻灯台 第1回「灯台ナイトマーケット」を開催しました!

生地地区灯台利活用プロジェクト実行委員会は、10月21日(土)夕方から夜にかけて、生地鼻灯台にて「灯台ナイトマーケット」を開催いたしました。

2023.11.01

生地地区灯台利活用プロジェクト実行委員会

生地地区灯台利活用プロジェクト実行委員会は、10月21日(土)夕方から夜にかけて、生地鼻灯台にて「灯台ナイトマーケット」を開催いたしました。かつて賑わった生地の漁村のシンボルでもある”生地鼻灯台”の下に、これからも人が集まるきっかけにしたいと今年度3回予定するうちの1回目で、同日昼からの「生地鼻灯台ファンタジー」と合同で開催しました。

このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の助成を受けて実施したものです。

イベント名
「灯台ナイトマーケット」
開催概要
富山県黒部市生地地区にそびえ立つ「生地鼻灯台」の下でナイトマーケットを開催
日程
2023年10月21日(土)10:00~20:00
開催場所
生地鼻灯台周辺(富山県黒部市生地吉田9602)
参加人数
来場者およそのべ500人。うち、灯台登頂者180人。
主催
生地地区灯台利活用プロジェクト実行委員会
協力団体
ファンタジーIKUJI実行委員会

「灯台ナイトマーケット」とは…

生地鼻灯台は、全国でも珍しい「まちなか灯台」。この灯台がある生地の町は、江戸時代には北前船(きたまえぶね)の寄港地として、明治初期から昭和にかけては北洋漁業の拠点として、様々に交錯する人々の想いで賑わった場所でした。「この賑わいを令和にも」という想いのもと、その「立地」と灯台の灯りが映える「夜」を活かしたのが、複合型イベント「灯台ナイトマーケット」です。

生地海岸からの夕陽は「日本の夕陽百選」に選ばれており、灯台バルコニーからの夕陽や富山湾、立山連峰の眺めは抜群で、朝から夜まで、生地鼻灯台を楽しんでいただけます。このイベントは、住民や事業者、自治体と共に企画を運営し、定期的な開催を目指しています。

悪天候の中、雨天対応オペレーションで実施も灯台の下に賑わいが!

当日、会場には「白黒」ボーダーの生地鼻灯台の姿を意識した「白」と「黒」のテントと、夜市らしい雰囲気のLED照明を配置し、灯台の下に特別な「夜市」の空間を用意しました。あいにく朝から悪天候で、特に風が強かったため、メイン会場を灯台斜め横の巨大倉庫内に変更。雨天対応オぺーレーションで実施し、屋外と同様のシチュエーションを作り出しました。

朝10時から同時開催の「生地鼻灯台ファンタジー」では、晴れ間を見つけながら灯台開放も行い、朝から終了の20時まで、小さいお子さんからお年寄りまでの幅広い層の方々が絶え間なく会場に足を運んでくれました。イベントでの目玉は、生地地区の伝統調理のひとつ「魚のたて焼き」です。特別に制作したて焼き用の火鉢に、実行委員会のスタッフが一匹一匹魚に串をさして丁寧に焼き上げました。大人から子どもまで目の前で焼かれた焼きたての魚を口いっぱいに頰張って、笑顔で会話も弾み、終始会場全体が賑やかな雰囲気に包まれていました。

生地の伝統料理法「たて焼き」この日は約100尾売れました。 子供も「たて焼き」をまるごとほおばってます。
生地の伝統料理法「たて焼き」この日は約100尾売れました。
子供も「たて焼き」をまるごとほおばってます。

このほか、地域の皆さんによるかまぼこやお酒、すり身揚げ、やきそば、シェラスコの屋台、イベント用にデザインした「ナイトマーケットかまぼこ」や生地鼻灯台の白黒のデザインを活かした純米吟醸酒なども大変人気を呼び、飛ぶように売れていました。

オリジナルの「ナイトマーケットかまぼこ」と純米吟醸酒  マルシェでは肉も人気。シェラスコ料理。
オリジナルの「ナイトマーケットかまぼこ」と純米吟醸酒
マルシェでは肉も人気。シェラスコ料理。

昼前後は、テントも吹き飛ぶような嵐の中での開催ではありましたが、「灯台ナイトマーケット」に移行する16時頃には奇跡的な晴れ間も出て、灯台にかかる虹、富山湾に沈む夕陽も見ることができました。

ナイトマーケットに移行する夕方には灯台に虹が!    日本夕陽百選の一つ。荒天にもイベントは負けません。
ナイトマーケットに移行する夕方には灯台に虹が!
日本夕陽百選の一つ。荒天にもイベントは負けません。

日没後の灯台のライトアップも含め、来場者、スタッフ共に特別な時間を過ごすことができました。

助成を受けて制作したテント。プロジェクトとイベントのロゴ入り。 【写真右】ライトアップした生地鼻灯台。
助成を受けて制作したテント。プロジェクトとイベントのロゴ入り。
【写真右】ライトアップした生地鼻灯台。

スタッフが力を合せ賑わいの場づくりの協力

荒天の中、灯台登頂180人を含む、のべおよそ500人の方が来場しました。普段は全く違う職種の地域のスタッフたちが、学園祭のような雰囲気で力を合わせ、炭に火を起こして魚のタテ焼きを行ったり、販売を行ったりと、「地域を盛り上げたい」という熱気が、来場いただいたお客さんにも伝わっているようでした。初回のイベントかつ雨天対応オペレーションではありましたが、大成功のイベントとになったと実行委員会では考えています。次回は、2週間後の11月3日(金・祝)を予定しています。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:500人