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楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs! 横浜市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催しました!

一般社団法人イエローピンプロジェクトは、横浜市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催。SDGs目標14番「海の豊かさを守ろう」をテーマに、プログラミングワークショップ「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」と講演会を行いました。

2023.11.29

一般社団法人イエローピンプロジェクトは、2023年10月28日(土)に神奈川県横浜市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催いたしました。SDGs目標14番「海の豊かさを守ろう」をテーマに、プログラミングワークショップ「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」とSDGs講演会を実施しました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
「プログラミングで海のSDGs!」
日程
2023年10月28日(土)10:00~16:00
開催場所
横浜市青少年育成センター
参加人数
17名
協力
リトルスタジオインク株式会社

海の街・横浜でプログラミングとSDGsについて学ぼう

「プログラミングで海のSDGs!」横浜市での開催は今年で3回目となりました。今回は横浜市中区の「横浜市青少年育成センター」を会場に、「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」「Scratchで海の生き物を救おう」、「プログラミングでLEDを光らせよう」3種類のワークショップと、SDGs講演会を実施しました。

「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」の内容では、海中のアマモ等の植物が二酸化炭素を吸収・貯留する生態系をテーマに、アマモを植えて落ちてくる二酸化炭素をキャッチするゲームをプログラムしました。自分で難易度を変えられるプログラムを組めるので、子ども達は自由に難易度を変えて楽しむことができていました。「Scratchで海の生き物を救おう」では、海洋プラスチックごみ問題をテーマに、お腹がすいたシャチに魚を食べさせるメッセージを送るプログラムを組みます。中にはプラスチックごみが紛れ込んでいて、どうやったら食べさせずにプログラムができるか子ども達と一緒にチャレンジしました。

「プログラミングでLEDを光らせよう」では、IchigoJamを使って、アイロンビーズで作られた海の生き物をLEDで光らせるプログラミングを体験し、プラスチックごみクイズを通して海のSDGsを学びました。

3種類のワークショップを通して、子ども達に伝えたかった事は、人間が直面している社会課題は、ICTの力を使えば、とても効果的な対策ができるという事です。ロボットやAIなどの現在注目されている事例を紹介しました。子ども達には、ごみの分別など身近ですぐにできる活動だけでなく、プログラミングを活用して取り組むという新しい視点をもってもらう事ができました。

SDGs講演会「海洋酸性化と海の生き物」

ワークショップに加えて、JAMSTEC(海洋開発研究機構)主任研究員・木元克典さんをお招きし、「海洋酸性化と海の生き物」と題して、ご講演をしていただきました。

まずは木元さんが研究されている「プランクトン」や硬い殻をもつ海の生き物について、沢山の画像を用いて紹介していただきました。そして、外部から身を守るための大切なよろいである硬い殻が、「海洋酸性化」の影響で溶け始めてしまっていることを3D模型を手にとりながら説明し、本当に溶けている様子や重さの違いを観察することができました。

海洋酸性化の原因となる二酸化炭素の増加に対しては、生活の中で最も二酸化炭素が排出されるのは電気を使うこと、ということで、節電に取り組むのが手っ取り早いというアドバイスもいただきました。

子ども達は木元先生のお話しをよく聞き、「生まれたときから殻が溶け始めているということですか?」「進化して溶けない殻をもつようになるにはどのくらいかかりますか?」といった、好奇心いっぱいの質問が寄せられました。

参加した子ども・保護者からの声

・海洋酸性化について学びを深めることができました、また参加したいです!(小3・女子)
・キレイな海を保ちたいと思った。(小5・女子)
・海洋酸性化についてよく知ることができました。3Dプリンターで作った模型などを触ることができて、分かりやすく、面白かったです。(保護者)
・ブルーカーボンをプログラミングを通して考えるというとても興味深い内容でした。こどもがブルーカーボンや海のことについてとプログラミングの両方を学べる良い機会となりました。(保護者)

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:17人