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「海」への知的好奇心を持った心豊かな若者を育成!「海の宝アカデミックコンテスト2023-海と日本PROJECT-」を開催しました!

北海道大学は、海への知的好奇心を持った心豊かな若者の育成を目指し、北海道大学大学院水産科学研究院にて「海の宝アカデミックコンテスト2023-海と日本PROJECT-」を開催しました。

2023.12.08

北海道大学は、11月4日(土)に北海道大学大学院水産科学研究院にて、海への知的好奇心を持った心豊かな若者を育成する目的で、「海の宝アカデミックコンテスト2023-海と日本PROJECT-」を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

目的
「海」への知的好奇心を持った心豊かな若者を育成するため、主に全国の中学・高校生を対象とし、「海」の素晴らしさを実感・体験できる教育システムを端緒として、それぞれが「海の宝」を探し、自発的に「海」を学ぶ機会に中高生を導く。
日程
2023年11月4日(土)9:30~15:00
開催場所
北海道大学大学院水産科学研究院
参加者数
71名(書類コンテスト、頂上コンテスト参加総数602名)
主催
北海道大学大学院水産科学研究院

海の宝アカデミックコンテスト2023全国大会-海と日本PROJECT-

「海の宝アカデミックコンテスト2023 全国大会 -海と日本PROJECT-」は、若者の“海離れ”が深刻化していると言われる今、次世代に豊かな「海の宝」を引き継いでいくために、日本財団「海と日本PROJECT」の一環として、北海道大学大学院水産科学研究院が主催し、2016年から開催しています。今年も全国の中学生、高校生に広く応募を呼びかけ、募集期間の7月1日から9月20日に全国から「マリン・カルチャー部門」と「マリン・サイエンス部門」あわせて273作品の応募がありました。応募作品は、まず書類コンテスト(北海道・東北ブロック、関東・中部ブロック、近畿・中国ブロック、四国・九州・沖縄ブロックの全国4ブロックにて専門家が審査を実施)で審査、表彰されました。その中から選ばれた最優秀チーム10組が11月4日(土)に頂上コンテストに臨みました。頂上コンテストは北海道大学大学院水産科学研究院(函館市)で今年で最後の開催となりました。

白熱した頂上コンテスト プレゼンテーションと結果発表

全国の参加者たちは、それぞれ写真やイラストで工夫をこらしプレゼンテーションを行いました。5分間の発表の後には3分間の質疑応答タイムがあり、審査員の方からは高度な質問が飛び交います。発表者は、難しいながらもそれぞれが考えを巡らせて質問に答えていました。休憩をはさんで午後からは結果発表、表彰式が行われました。厳選な審査の結果、「海の宝アカデミックコンテスト2023 全国大会 -海と日本PROJECT-」各部門の大賞には以下の2作品が選ばれました。

「マリン・カルチャー部門 海の宝大賞 作新学院高等学校 魚類・水生生物探究チーム 山本一慧さん、小宮山泰盛さん、岡村琉生さん、矢萩貴也さん、近藤龍之介さん、赤羽凌泰さん」

「海なし県の未利用魚活用」と題して、普段食卓には並ばない未利用魚である「利用可能であるが何らかの理由で利用されない魚たち」で餃子を作ってみました。何種類かのサメを実際に捌いてアンモニア臭を取るためにリンゴ酢などを使って臭みをとる実験を行い試食してみました。また、深海魚の餃子も作ってみてどの魚が一番おいしいのか発表していました。内容もさることながら、ユーモアのあるプレゼン方法にも目を引くものがありました。質疑応答の際に審査員の方からは「コンテストを開催するにあたって当初から“海なし県の学校の参加”という課題があった。大変うれしい。」という声がありました。

「マリン・サイエンス部門 海の宝大賞 岡山学芸館高等学校 平岩 恋季さん」

「アマモ醤油~ジャマモと呼ばれた海草の可能性~」と題して、あまり知られていない“アマモ“という海藻に着目して醤油を作ってみようと考えました。実際に平岩さんが家でアマモの種の量を調整して4パターンを作り、醤油会社に協力していただき旨味や塩味調査をしてみました。それぞれの課題と今後、アマモをより多くの人に知ってほしいと話しており、審査員の方からは「アマモ醤油に合う料理は何か色々と試してみてほしい」という声がありました。

審査員特別賞と出場者からの感想

また、頂上コンテスト選出作品の中から特別賞として、「日本財団賞」「日本海洋科学振興財団オーシャン・アート賞」「千葉市科学館賞」「海文堂出版・北水ブックス賞」「マリンイノベーション特別賞」「医食同源賞」「道南伝統食品協同組合賞」「函館の魚『イカ』賞」「北海道大学水産学部賞」が選出され表彰されました。

・色々な視点の方の発表を見ることができ大変満足でした
・レベルの高いプレゼンが多く、刺激になった
・プレゼンを生で見られたことで各グループ、個人の熱意が伝わり、とても感動しました。また、函館に来られて函館の魅力を感じた、旅行でも来たい。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:71人