毎日流れ着くなら、いっそ資源にしよう!【海ごみアップサイクル展in真庭】を開催しました!
NPO法人木野環境は、海洋ごみ問題について触れられるパネルや海洋ごみを資源として作られた製品を展示した「海ごみアップサイクル展in真庭」を開催。海洋プラスチックごみを回収した先に様々な用途や作品があることを多くの方に周知しました。
2023.12.08
NPO法人木野環境は11月4日から12日の期間、海洋ごみ問題について触れることができるパネルや海洋ごみを資源として作られた製品を展示した「海ごみアップサイクル展in真庭」を開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
開催概要
海洋プラスチックごみを回収した先に様々な用途や作品があることを多くの方に知ってもらうことを目的とした「海ごみアップサイクル展」の開催
日程
11月4日(土)~12日(日)
開催場所
里山里海交流館しんぴお(岡山県真庭市下呰部664)
参加人数
約300人
後援
真庭広域廃棄物リサイクル事業協同組合
パネルや展示を通して海洋ごみ問題について触れる
海洋ごみ対策に挑む人々が商品化した素敵な品々についてパネルと実物で展示を行いました。会場となったのは里山里海交流館しんぴお。
真庭市は海に面した町ではありませんが、海洋ごみの発生を抑制するためには内陸での川ごみ対策が不可欠であることを踏まえ、真庭市生活環境部が主催で「まにわ川ごみ海ごみ削減ウィーク」というイベントを実施しています。今回、「海ごみアップサイクル展in真庭」はこの関連イベントとして実施しました。期間中は、日生の小学生と真庭の小学生がお互いに海のこと、川のことを発表し合う交流イベントがあり、その参加者が展示を見て海洋プラスチックごみについて学習する機会にもなりました。また、隣接の古民家レストランのお客様が帰りに立ち寄って展示を見てくださいました。
これまで私たちは廃棄物の減量やリサイクルに関する様々な調査や活動を20年間行い、海洋ごみ問題について現状を目の当たりにする機会が多いことをきっかけに、海のプラスチックごみをリサイクルする本プロジェクトを立ち上げました。
はじめに、「流れ着くならいっそ資源にしてしまおう」という考えから、すでにリサイクルに取り組んでいる方々にもご協力をお願いし、海洋ごみをアップサイクルした作品を展示することを考えました。今後も、海のプラスチックごみを回収した先に様々な用途や作品があることを多くの方に知っていただきたいと考えています。
参加した子ども・保護者からの声
・山の中で、海洋プラスチックごみ問題について訴えていることに意味があると思った。
・海ごみからあんなにかわいいアクセサリーができるとは思わなかった。
・里海米を食べてみたかった。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:300人