「海ノ民話のまちプロジェクト」学校連携事業【海ノ民話から学ぶ理科 公開授業】を開催しました!
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2023年12月9日(土)、東京都北区立王子第三小学校にて、海ノ民話アニメーション「お夏と藤平」を活用した「海ノ民話から学ぶ理科 公開授業」を実施いたしました。
2023.12.20
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2023年12月9日(土)、東京都北区立王子第三小学校にて、海ノ民話アニメーション「お夏と藤平」を活用した「海ノ民話から学ぶ理科 公開授業」を実施いたしました。
※授業テーマ「身近な海のことをもっと知ろう」~お夏と藤平から学ぶ海流と漁業~
この事業は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
名称 |
海ノ民話から学ぶ理科 公開授業 |
日時 |
2023年12月9日(土) |
主催 |
一般社団法人日本昔ばなし協会 |
共催 |
日本財団 海と日本プロジェクト |
会場 |
東京都北区立「王子第三小学校」理科室https://www.city.kita.tokyo.jp/gakkoshien/kosodate/shogakko/gakkojoho/kuritsu/oji-dai3/index.html |
参加者 |
王子第三小学校に通う小学5年生 |
講師 |
里 浩彰(お茶の水女子大学 サイエンス&エデュケーション研究所 特任講師) |
実施内容 |
9:25 公開授業① 10:10 公開授業①終了 10:30 公開授業② 11:15 公開授業②終了 |
備考 |
お茶の水大学サイエンス&エデュケーション研究所のHP |
<講師紹介>
里 浩彰(さと ひろあき)
お茶の水女子大学 サイエンス&エデュケーション研究所 特任講師。
日本学術会議海の学びカリキュラム小委員会委員。
専門は理科教育、海洋教育、分子細胞生物学。
児童生徒および一般市民を対象とした理科教育カリキュラムや、海から離れた内陸地域で実践可能な海洋教育カリキュラム・教材について、研究、開発、実践を行っている。
里氏の海洋教育に関する取り組みの記事 https://www.spf.org/opri/newsletter/474_3.html
当日レポート
岩手県普代村に伝わる海の民話「お夏と藤平」(https://uminominwa.jp/animation/11/ )に登場する三陸沖は、暖流と寒流がぶつかり合い、「世界三大漁場」のひとつとされています。その海流と、水の温度差による潮の混ざり方がどのようなものなのかを、アニメーションの視聴と実験を通じて、子どもたちが学びました。
授業冒頭、先生が、海ノ民話アニメーションについて説明。日本各地に古くからつたわる民話には、大切な学びや気づきが詰まっていることを紹介しました。
海ノ民話アニメーションの視聴で子どもたちの「海ごころ」を刺激した後、オリジナル教材を使って学びを深めていきます。
実験の一コマ。温度の違う色水の混ざり方の違いで、暖流と寒流の違いについて学びました。
参加者の声
・アニメが面白かった。海流の話が分かって良かった。(小5男子)
・暖流と寒流とで、海の中の様子が全然違った。これが混ざりあう漁場があるのが凄いと思った。(小5男子)
・次の休みに、家族と一緒に海にいってみたいと思った。(小5女子)
今回の授業で活用した海ノ民話アニメーション「お夏と藤平」の視聴URL
https://uminominwa.jp/animation/11/
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています