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地元が強力サポート! 魚をさばいて海を学ぶ「日本さばける塾」が各地で開催されました

地元との連携を深めて2023年も「日本さばける塾」がバラエティ豊かに開催されました。

2023.12.28

地元が強力サポート! 魚をさばいて海を学ぶ「日本さばける塾」が各地で開催されました

魚をさばく体験を通じて、子どもたちに海の豊かさや食文化、海洋環境などを学んでもらう体験イベントを開催し続けてきた「日本さばける塾」。
ふだん食べている身近な魚を、子どもたち自身でさばけるようになってもらおうと、漁師や料理人などのプロから直々に技術や知識を学んでもらってきました。

今年も各地で開催されましたが、人気やニーズの高まりに伴ってイベント内容もさまざまに変化してきているようです。地元漁協や学習施設、飲食店や大学などとの連携を深めながら、いろいろな工夫が各地のイベントに盛り込まれました。

例えば、早朝の漁やセリを体験させてもらったり、フィールドワークで海の生き物に触れてみたり。食べ物となった生き物の生態や海のなかの現状、流通について学ぶ講義が行われるなど、地元の海を題材にした学びを深めてもらっています。
さらに今年は、外国の方を対象にした「Sabakeru: Sustainable Seafood Culture from the Japanese Kitchen」も開催。多彩な国籍の方々が参加されました。

魚をさばいて美味しくいただくことへの喜びと感謝は世界共通。どんな学びがどんな体験で得られたのか、各地のイベントの様子を一部ご紹介します。

日本財団 海と日本プロジェクトでは2023年も、さまざまなスタイルで海を学び海に親しむイベントを行ってきましたが、2024年の取り組みにもぜひご注目ください。

漁って大変! アツい若手漁師軍団のもとタコ漁も体験

島根県では松山市鹿島町御津で、地元の皆さんと若手漁師集団、御津フィッシャーマンズファクトリーの協力のもと「日本さばける塾inしまね」を開催しました。
子どもたちは漁船に乗ってタコカゴを引き上げる作業を手伝い、締め方を見学させてもらい、獲ったタコをさばいてタコ飯づくりに挑戦。ほかにも朝どれの魚をさばいて刺身をつくり、内臓まで無駄なく使う漁師町らしいアラ汁のつくり方も教わったそう。
漁から調理まで自ら体験してつくり上げたメニューを味わいながら、漁の大変さや命をいただく意味なども学べたようです。
漁って大変! アツい若手漁師軍団のもとタコ漁も体験
漁師街の魅力を満喫!「日本さばける塾 inしまね」朝どれ鮮魚で刺身づくり&タコ漁体験

なぜ埼玉で養殖? 陸上養殖された“温泉サバ”をさばいてバーガーづくり

海なし県の埼玉県では、実証実験中という陸上養殖の“温泉サバ”を使った「さばける塾in埼玉」が、おふろCafé白寿の湯で行われました。
苦戦しながらサバ1尾をさばいて照り焼きバーガーづくりをした子どもたちですが、当日は養殖サバと天然サバの違いを観察したり、養殖場で餌やり体験をしたりと、さまざまなことを体験。なぜ埼玉県で魚を養殖しているのかなど、施設の方からお話を聞いて、海の現状についての関心も高まった様子でした。
なぜ埼玉で養殖? 陸上養殖された“温泉サバ”をさばいてバーガーづくり
温泉サバをさばいて食べる 日本さばける塾in埼玉県を開催しました!

埋め立て危機から守った豊かな干潟でフィールドワークも実施

千葉県では、かつて埋め立て計画を白紙に戻してその豊かさを守った干潟・三番瀬で、「日本さばける塾in三番瀬」を開催。ふなばし三番瀬環境学習館の協力のもと、まずは全員で干潟に実際に出て生き物の生態を学ぶフィールドワークを実施しました。魚さばき体験に用意されたのは県が漁獲量1位を誇るフッコ。シェフのレクチャーを受けながら、40センチもある魚を無事にさばいて、手巻き寿司にして味わいました。地元が誇る海をたっぷり学んだ一日になったようです。
埋め立て危機から守った豊かな干潟でフィールドワークも実施
魚さばきに小学生たちが挑戦!『日本さばける塾 in 三番瀬』開催!

日本から世界へ。さばける塾体験をさまざまな国の人たちへ

子どもたちを主な対象として開催してきたさばける塾ですが、今年は初めて、さまざまな国の人に向けた「Sabakeru: Sustainable Seafood Culture from the Japanese Kitchen」を開催しました。多言語でニュースを配信しているnippon.comとの連携で実現したもので、参加者は通訳を介して、魚さばきと柿の葉ずしやにぎり寿司づくりにチャンレンジ。食文化に触れてもらうと同時に、日本で獲れる魚種の変化や、世界の海から魚がいなくなる可能性などを伝えました。初めての寿司づくり体験と自国との違いに驚きと興味を示していた皆さんへ、改めて海について考えるキッカケとしてもらいました。
日本から世界へ。さばける塾体験をさまざまな国の人たちへ
外国人が日本の“魚をさばく”を体験~「Sabakeru: Sustainable Seafood Culture from the Japanese Kitchen」~