海ノ民話のまち 青森県外ヶ浜町の海ノ民話アニメーション 「かんだ蟹」が完成! 上映会・フィールドワークを開催しました
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2024年2月21日(水)青森県外ヶ浜町にて外ヶ浜町を舞台に制作したアニメ「かんだ蟹」の上映会とフィールドワークを開催いたしました。
2024.02.29
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2024年2月21日(水)青森県外ヶ浜町にて外ヶ浜町を舞台に制作したアニメ「かんだ蟹」の上映会とフィールドワークを開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
イベント概要
名称 | 海ノ民話アニメーション「かんだ蟹」上映会・フィールドワーク |
主催 | 一般社団法人日本昔ばなし協会 |
共催 | 日本財団 海と日本プロジェクト |
日時 | 2024年2月21日(水)10:00~12:10 |
会場 | 外ヶ浜町立蟹田小学校 |
参加者 | 蟹田小学校全校児童89名とその保護者および外ヶ浜町民 |
実施概要 | 蟹田小学校の授業の一環として、全校児童89名を対象に実施
フィールドワークについては、5・6年生のみ対象 保護者と町民は講義まで受講可能 ■上映会 ■フィールドワーク(5・6年生43名) ■講師 |
上映会
蟹田小学校全校児童とその保護者や町民にアニメーション「かんだ蟹」を今回初めて視聴していただき、地元に伝わる民話について知らなかった小学生もいる事から、改めて地元の民話を知る機会に繋がったと思います。
アニメ制作の参考にした原作本の作者(故人)の娘さんからは、「多くの人達に見てもらえるのはとてもありがたい事で、子供たちにも分かり易く表現されていて、地元の事について知ってもらえるので大変嬉しい。」と、喜んでいました。
参加した児童たちは、上映が始まると目を輝かせながら画面に見入っていました。
フィールドワーク
「海の学び」講義では、アニメに登場した地元特産のトゲクリガニの生態や海洋環境問題について学び、絵画教室では、トゲクリガニの絵を描きました。
参加した児童たちは、「海の学び」講義ではメモを取るなどして熱心に講師の話に耳を傾けていました。
また、絵画教室では、講師の指導のもと、アニメや講師が描いた絵を参考にしながらトゲクリガニなどの蟹の絵を描いていました。
参加者の声
「蟹田(地元について)が出てきて嬉しかった。」(小5男子)
「お金がもらえなくても人のために頑張ってみようと思った。」(小5女子)
「改めて、海の生物はすごいと思った。とても神秘的だった。」(小5男子)
「魚をこれからも守っていきたいと思った。」(小5女子)
「蟹にもいろいろな種類があることがわかった。」(小5女子)
「難しかったけれど、蟹の絵をかくのはとても楽しかった。また、やってみたい。」(小5男子)
今回の作品(海ノ民話アニメーション)の視聴URL
タイトル「かんだ蟹」
https://uminominwa.jp/animation/44/
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています