これまでの学びを糧に、新学期も海の活動をパワーアップ!
新学期スタート!好奇心&探究心を発揮する子どもたちの海の学びと取り組みに期待!
2024.04.18
新学期がスタートして、子どもたちも心機一転、学業にも意欲的に取り組み始めている頃でしょうか。
年度が変わっても、課題解決や可能性の探究など海に関わる学びや取り組みは引き続き行われていきます。そして、これまでの学びの成果を糧にパワーアップをしていこうという皆さんの意気込みも伝わってきます。
新学期のはじまりに、熱い思いを抱き続けている皆さんの様子をご紹介します。
瀬戸内の島の海岸清掃と4R活動をさらにパワーアップ!高校生から2024年度の抱負
「えひめ・海の応援隊」の一員として活躍している松山北高校の愛顔グローカル部は、2024年度への抱負を宣言するにあたって、昨年度の海岸清掃活動を振り返ってレポートしてくれています。
2023年度は瀬戸内海の忽那諸島4島で15回の清掃活動を実施し、なかには島民と協力して過去最高量のごみを回収した回もあったとか。また和歌山工業高専で行われた「海の会議」に参加するなどエリアを超えた交流も図り、視野を広げた様子でした。
こうした活動成果を踏まえて、2024年はこれまで未実施だった島での海岸清掃を計画したり、4R活動など環境啓発にも注力していくとのこと。力強いメッセージに期待が高まります。
【えひめ・海の応援隊】活動報告2023 |松山北高校
オリジナル体験イベント参加者たちの初の同窓会を開催!近況や夢を発表
日本財団 海と日本プロジェクトでは毎年、オリジナル体験学習イベントを各エリア事務局が提供していますが、北海道では参加者たちの同窓会が開かれました。
この「海と日本プロジェクトinガッチャンコ北海道 第1回 調査隊同窓会」には、過去4年間の調査隊メンバーと保護者あわせて70名が参加され、近況などが語り合われたそう。イベントをきっかけに意識が変わり新たな夢を持ったなど、体験を共有した仲間の発表に会場は大いに盛り上がったとか。海で学んだ体験を生かして、新学年も挑戦を続けてもらいたいですね。
4年前のメンバーも集合 第1回「調査隊同窓会」開催
海と科学の関係にも興味津々!? 火星探査ロボットで海岸のごみ拾い体験
福岡県宗像市では地元の海を守るため、科学を切り口に小中学生にごみ拾い体験をしてもらう「むなかた子ども大学春の課外授業」が行われたそうです。ここで注目を集めたのは、アームを巧みに動かして漂着ごみを拾っていく火星探査ロボット。子どもたちはロボットの操縦体験をするなど一味違うビーチクリーンを楽しみ、教室で海洋ごみ問題について話し合われました。
協力いただいたARES Projectは日本初の学生火星探査機開発チームで、 2024年夏の火星探査機の学生世界大会University Rover Challenge (URC)決勝への進出が決定したばかり。そんな大学生の姿に触発されて、子どもたちの海や科学への好奇心も、これからますます膨らみそうです。
火星探査ロボット技術を海に応用!宇宙を目指す学生チームと子どもたちがビーチクリーン