あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会は、釣り場で最も深刻化しているごみ問題への意識浸透と共に、釣り場や釣りのマナーを再確認する機会を作ろうと、米代川水系サクラマス協議会主催の釣りイベント、第9回米代川サクラマスCUPと連携し、釣り場のごみ拾い活動、ポイ捨て抑制、釣り人への意識・マナー改革を米代川サクラマスCUPへ参加している太公望たちへ啓発する活動を実施しました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

開催概要
釣り場を守ろう！サクラマスCUPで太公望と一緒に清掃活動
日程
2024年4月28日（日） 04:00∼05:00受付、開会式 05:00～05:15
開催場所
北秋田市 米代川周辺
開会式 北秋田市交流センター玄関前
参加人数
47人
協力団体
北秋田市、米代川水系サクラマス協議会　他

太公望と一緒に釣り場のマナーを再確認！

米代川水系での釣果を競う第9回米代川サクラマスCUPが開かれ、今年は47人がエントリーしました。米代川は多くのサクラマスが遡上することで知られている全国でも人気のスポットです。魚が棲むきれいな川を守ろうと「あきた海ごみゼロプロジェクト」では参加者へごみ袋やごみ削減・抑制を啓発するチラシを配り、釣りのマナーを再確認すると共に、釣り場周辺の清掃活動を実施しました。参加者の多くの方が、釣りの合間を利用し釣り場のごみ拾いを実施くださり、受付前には釣った魚の他にも多くのごみが集められました。

太公望もショック！　釣り人しか入らない場所に大量のごみが散乱

主催する米代川水系サクラマス協議会の湊屋会長は、釣りを楽しんでもらうとともに、美しいあきたの自然に感謝を込め、私たちが出来ることを考え、環境を守る気持ちを持ってもらいたいと話します。

参加した太公望の声
■「釣り人だからこそ踏み入れる場にごみがあることがとても残念だった」
■「思った以上に釣り場のごみが多くて驚き、ショックを受けた」
■「自然の中で遊ばせてもらっているのに、自然を汚して帰るなど考えられない」
■「釣りに行く前に、ごみを持ち込まない努力も必要」　などの声が届きました。

三平が拡げる清掃活動の輪！　太公望に大人気！釣りキチ三平オリジナルステッカー

釣り場のごみ拾いや、ごみ抑制、釣り場のルールやマナーを再確認してもらう目的として作られた「釣りキチ三平ステッカー」が徐々に釣り人達の間に知れ渡り人気を集め始めています。今回の米代川サクラマスCUPでの清掃活動に協力してくれた方々にも配布し喜ばれました。三平オリジナルステッカーは、釣道具などに貼れるように防水性のあるステッカーとなっており、釣り場でステッカーを目にすることで、ポイ捨て禁止やごみ削減意識をもってもらうような仕掛けとなっています。6月以降、24年版ステッカー3種類も加わり、ステッカーは全9種類となります。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数：47人