エンターテインメント、グルメ、スポーツなど、多彩なジャンルの関連事業を展開する海と日本プロジェクト。
インターネットを通じて自宅で手軽に楽しめるものから全国的なイベントを開催するものまで、規模やコンセプトもさまざまです。
そんな関連事業すべてに共通するのは、「海」が主題であること。気になる事業があればぜひチェックしてみてください。
海で進行している環境悪化の現状を子供たちをはじめ全国の人たちが「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで取り組む海と日本プロジェクト。
さまざまな活動を行うにあたり、5つのアクションを推進しています。
海を学ぼう!
海をキレイにしよう!
海を味わおう!
海を体験しよう!
海を表現しよう!
日本の第一線で活躍している3Dの専門家である吉本大輝が主任講師、東京海洋大学の中村玄准教授が海洋主任講師となり、全国から集まった中学生と、約16回の授業で一人一つの海洋生物について徹底的に研究し、3Dデータを活用して最終的なアウトプットとして研究発表を行う体験型steam教育プロジェクト。生徒一人ひとりに専任の海洋講師をつけ、それぞれ3Dプリンター、3Dデータを扱うための高性能PC、最新ペンタブレットを無料で支給し、オンライン&対面の実習授業を実施します。
最新の3D技術を活用した海洋生物の研究を通じて、将来、様々な分野で活躍できる人材を輩出することを目指し、物事を深く追求できる人材を育成します。
VRや最新のIT技術で、仮想空間に海を再現。時間・場所・年齢、ハンディキャップに関係なく、全ての方に海中遊泳を楽しんでいただくための機会を創ります。
地域に埋もれている「海にまつわる民話」を発掘して、そこに込められた思いや教訓をアニメにし、「海との関わり」「地域の誇り」を子どもたちへ語り継いでいくプロジェクトです。また地域連携モデル開発として、コラボ商品の創出、地元での上映会実施、翌年度以降の現地における二次的波及などにも取り組みます。
2024年度は、全国25の自治体を「海ノ民話のまち」として認定し、海ノ民話アニメーションを製作していきます。
海洋ごみをヴィランと見立てて、ヒーローヒロインであるコスプレイヤーがごみを退治していく!そんなストーリーでコスプレイヤーと共にごみ拾いイベントを実施。
2024年は日本のサブカルチャーである漫画アニメを体現したコスプレを通して、日本だけでなく海外でもこのムーブメンをと醸成させていきます。
日本で最も深い海「駿河湾」を有する静岡県。ここ静岡から、世界に誇る海洋・深海のプロフェッショナル人材を輩出すべく行われるプロジェクト。
深海にまつわるさまざまな分野のプロのサポートを受けながら、11人のキッズたちがそれぞれ設定したテーマについて学び、そこから得た知見から「未来に活用できるアイデア」を見つけ、研究成果発表を行います。また、効果的なプレゼンの方法や、発表では自作の動画を使うなど、研究・アウトプットの両面を体験することで、次世代の海洋専門リーダーを育てます。
日本三大深湾のひとつ「富山湾」。ここ富山から、世界に誇る海洋・深海のプロフェッショナル人材を輩出すべく行われるプロジェクト。
「”深海を活かした”僕たち、わたしたちの未来」を共に描こう!をテーマに、参加者は、深海にまつわるさまざまな分野のプロによる講座を受け、その後自身の関心あるテーマについて深く研究を進めていきます。
また、自身の研究成果の報告動画の作成にも挑戦。研究、アウトプットの両面を体験することで、次世代の海洋専門リーダーを育てます。
今から500年前に大地震で海とつながった浜名湖では、いま異変が起きています。今から9年前頃より「海のゆりかご」と呼ばれ、小魚たちの住み家となっている海草「アマモ」が急速に減少し始めました。アマモ減少で浜名湖全体の水産生態系が打撃を受けています。アマモ減少を食い止め、再生させるため、専門家による有識者委員会や子どもたち、地元団体が力を合わせて活動を推進します。同時にマリンアクティビティや浜名湖を囲む鉄道などとも連携して、浜名湖の交流人口と異変を学ぶ機会を増やしていきます。
まるで、湖のような大村湾。北部でわずかに外海と繋がっていて、外海からの影響を受けにくい大村湾は、超閉鎖性海域と呼び、とても珍しいです。超閉鎖性海域が故に、波が穏やかで資源も豊富。
そんな豊かな大村湾で今、水質、海洋資源、海洋ごみなど様々な問題が起きています。これらの問題が、外の海に流れて行きにくいのも、大村湾。
この陸に囲まれた海を、地域の1人1人が「私たちの海だ」と思って、協力しあい、ワンチームで守っていくことを推進していきます。
「本物の環境で、本物の達人に、本物の仕事を学ぶ」をコンセプトに、圧倒的リアルを追求したお仕事体験プログラム!
このプログラムを通じ、多角的な視点から「海」を知ることで、「海」を身近に感じ、「海」の問題をより深く自分ゴトとして考える機会を子どもたちに提供します。
国内の東西航路や大陸との交易拠点として古くから栄え、日本のウォーターフロント開発の先駆けとも言われた神戸。ここ神戸の海をテーマとしたお仕事体験(こどもわーく)を通して、海と地域のつながりを理解してもらうと共に、海への興味・関心を醸成することにより、子どもたちの健全な成長と地域および海洋産業のさらなる発展を描いていきます。
学校教育において子どもたちにリアルな海洋体験を提供。東京都内の小学校と連携し、自然宿泊体験合宿のなかで体験型海洋教育を実施します。「海と日本プロジェクト」のネットワークやコンテンツ力を活かした海洋学習・体験プログラムを企画・開発し、各小学校で継続的に実施していける様、ノウハウや経験の知得にも貢献していきます。
食を通じて海と人の新たなつながりを創り出すことを目的に、海プロ事業の「海と食」領域を包括するプラットフォームを形成。「知れば知るほど、海はおいしい」をテーマにした、「海のごちそうウィーク」「海のごちそうフェスティバル」の実施により、全国的なムーブメントを起こし、海を味わうアクションを通じて、日本人の「海ごころ」を育みます。
全国各地で開催する「日本さばける塾」や、魚のさばき方、調理、包丁の手入れ方法など合計150本の動画が掲載されているYouTube「さばけるチャンネル」などを通じて、“魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取組みです。
海の食をフックに下関近海で起きている海の課題を地域に広く伝えていくプロジェクト。
今、下関では、海水温上昇などの海洋環境の変化によって、これまで獲れていたトラフグの漁獲量が減少している一方で、南方系の「サバフグ」などの天然フグが北上してきています。そんな下関の海の現状や食文化を地域の皆さんに知ってもらうために、天然フグに焦点を当て「フクフリット」や手軽に食べられる加工食品を開発。フクフリットを食べることを通じて、海の現状や課題を知り、興味を持ち、海自分ごととして捉え守っていく「下関ふくレボリューション」で下関にふくムーブメントを起こしていきます!
食をフックに地域の海の課題をその地域に広く伝えていくプロジェクト。 近年、温暖化等に伴うムラサキウニの増殖などによって、藻場が消失する「磯焼け」問題が進行しています。 こうした状況下、官民一体となって、磯焼け対策としてのムラサキウニの蓄養試験、加工、地域での消費、海の問題の普及啓発を一貫して実施します!
近年、黒潮大蛇行や地球温暖化等の影響で、磯焼けの原因の一つである植食性魚類が増加。それらの魚を美味しく食すことを通じて海の課題を子供たちと一緒に考えていきます。「磯臭さ」の原因となる鮮度管理や加工処理のスキームを漁業者と関係者が一体となって作り、子どもたちが主体となって捌き方を学びメニュー開発を行います。そして、学びを次世代に繋ぎ、海をベースとした教育を展開していきます。
磯焼けの主要因の一つであるアイゴを軸とし、地域でアイゴのムーブメントを作ることで、海の背景を伝え、海の課題を「自分ごと」として考え、関わりをもとうとする人材を育む事を目指すプロジェクトです。地域の人達が普段あまり意識しない”浦”の裏を知り、磯焼けなど海洋環境の変化・現状を知ってもらうきっかけとなるよう様々な取り組みを行っ江差町の海洋資源を活かした海洋体験の拠点化ていきます。
近年、世界的に注目されている海洋問題など、この社会は常に課題に直面しています。よりよい未来をつくるために、私たちは何をすればいいのか。 “海”を中心とした取組みを、動画消費ニーズが高い今の時代に合わせ、映像とテキスト記事で発信することで、社会課題解決の方法を多様な観点から探る、新しいカタチのニュースサイトです。
私たちは海に支えられ、海に生かされています。海には人生を豊かにするたくさんの気づきにあふれています。今、海で起こっていることは、私たちの未来と繋がっているのです。
このプロジェクトでは、毎回、海との関係を自分ごととしてとらえて活動する魅力的なゲストが登場し、日本人の暮らしを支える海、その豊かさやワクワク、課題やアクションを紹介します。インタビュアーは、interfmでもお馴染みの渡辺麻耶と鬼頭由芽。漁師、研究者、アスリート、企業家、カメラマン、ミュージシャンほか、さまざまな異業種からのゲストがそれぞれの海とのつながりを語ります。