エンターテインメント、グルメ、スポーツなど、多彩なジャンルの関連事業を展開する海と日本プロジェクト。
インターネットを通じて自宅で手軽に楽しめるものから全国的なイベントを開催するものまで、規模やコンセプトもさまざまです。
そんな関連事業すべてに共通するのは、「海」が主題であること。気になる事業があればぜひチェックしてみてください。
海で進行している環境悪化の現状を子供たちをはじめ全国の人たちが「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで取り組む海と日本プロジェクト。
さまざまな活動を行うにあたり、5つのアクションを推進しています。
海を学ぼう!
海をキレイにしよう!
海を味わおう!
海を体験しよう!
海を表現しよう!
昨今、老若男女問わず大きな人気を博す「謎解き」をフックにしたイベントを開催。10代~30代までの若年層を中心に、普段あまり海や水族館に馴染みのない方にも、イベントを通して、海に親しみを覚え、そして海で起こっているさまざまな環境問題について知り・考えてもらいます。
地域に埋もれている「海にまつわる民話」を発掘して、そこに込められた思いや教訓をアニメにし、「海との関わり」「地域の誇り」を子どもたちへ語り継いでいくプロジェクトです。また、民話にまつわる新商品も創り出し、地元の誇りとしてアピールしていきます。 2023年度は、全国25の自治体を「海ノ民話のまち」として認定し、海ノ民話アニメーションを製作していきます。
「海洋ごみをヴィランと見立てて、ヒーロー・ヒロインであるコスプレイヤーがごみを退治していく!」そんなストーリーでコスプレイヤーと共にごみ拾いイベントを実施。2023年は日本のサブカルチャーである漫画アニメを体現したコスプレを通して、日本だけでなく海外でもこのムーブメントを醸成させていきます。
日本で最も深い海「駿河湾」を有する静岡県。ここ静岡から、世界に誇る海洋・深海のプロフェッショナル人材を輩出すべく行われるプロジェクト。
深海にまつわるさまざまな分野のプロのサポートを受けながら、10人のキッズたちがそれぞれ設定したテーマについて学び、そこから得た知見から「未来に活用できるアイデア」を見つけ、研究成果発表を行います。また、効果的なプレゼンの方法や、発表では自作の動画を使うなど、研究・アウトプットの両面を体験することで、次世代の海洋専門リーダーを育てます。
今から500年前に大地震で海とつながった浜名湖では、いま異変が起きています。今から8年前頃より「海のゆりかご」と呼ばれ小魚たちの住み家となっている海草「アマモ」が急速に減少し始めました。アマモ減少で浜名湖全体の水産生態系が打撃を受けています。アマモ減少を食い止め、再生させようと、子どもたちや専門家が力を合わせ「浜名湖アマモ探検隊」等を開催して行きます。
まるで、湖のような大村湾。北部でわずかに外海と繋がっていて、外海からの影響を受けにくい大村湾は、超閉鎖性海域と呼び、とても珍しいです。
超閉鎖性海域が故に、波が穏やかで資源も豊富。そんな豊かな大村湾でいま、水質、海洋資源、海洋ごみなど様々な問題が起きています。これらの問題が外の海に流れて行きにくいのも大村湾。
この陸に囲まれた海を、地域の1人1人が「私たちの海だ」と思って、協力しあい、ワンチームで守っていくことを推進していきます。
三方を海に囲まれながら海に親しむ機会の少ない北海道函館市を「実践型の海洋教育のモデル拠点」とすることを目指すプロジェクトです。地域の様々な人々・団体と協働し、子ども向け海洋教育講座の実施や、市民に地元の海の豊かさを伝える「函館朝市ミニ水族館」の運営、それらに関する情報発信に取り組んでいます。
「本物の環境で、本物の達人に、本物の仕事を学ぶ」をコンセプトに、圧倒的リアルを追求したお仕事体験プログラム!
このプログラムを通じ、多角的な視点から「海」を知ることで、「海」を身近に感じ、「海」の問題をより深く自分ゴトとして考える機会を子どもたちに提供します。
国内の東西航路や大陸との交易拠点として古くから栄え、日本のウォーターフロント開発の先駆けとも言われた神戸。ここ神戸の海をテーマとしたお仕事体験(こどもわーく)を通して、海と地域のつながりを理解してもらうと共に、海への興味・関心を醸成することにより、子どもたちの健全な成長と地域および海洋産業のさらなる発展を描いていきます。
老若男女問わないスポGOMIで、さまざまな分野とも掛け合わせた大会を開催することで、より多くの属性の参加者を募り、参加した方々がまずは海洋ごみ問題を自分ごと化し、次のアクションを起こす人材を増やすことを目的に取り組んでいます。スポGOMIを3大会、さらに新たなチャレンジとして、スポGOMI×異業種を2大会を開催。イベントを開催する中でプロセスを検討していくことで、各開催地域に合わせたスポGOMI、スポGOMI×異業種の設計を現地事務局と実施し、スキルトランスファーを行っていきます。
「ごみ拾いはスポーツだ!」を合言葉に、日本中の高校生を対象とし、ごみ拾いとスポーツを融合させたスポGOMI甲子園大会を企画。2023年度は40道府県で予選大会を開催。11月に高校生スポGOMI甲子園全国大会を開催し、日本一を決定します!参加した高校生が、海洋ごみ問題を自分ごと化し、次のアクションを起こす人材を増やすことを目的としています。
学校に海がやってきた!
子どもたちが、海を再現した水槽でヒラメの陸上養殖を行い、地域の海の現状や課題についても学ぶプロジェクトです。最後には、育てた魚のその後を議論。生産者としての立場、海の恵みへの感謝と気づき、経験を通したさまざまな発見が、自分ごととして海に向き合うきっかけになるよう、自治体や地域の水族館などとも連携して取り組み、地域に定着・自走することを目指しています。
海の問題を難しく考えたり、押し付けたりするのではなく、
1.日本の伝統文化である落語の”笑い“を通じて、海の現状を面白く伝え、興味を持ってもらいます。
2.“環境の専門家”によるトークで、楽しく分かりやすく伝えていきます。
多くの人に海の問題を知ってもらい、”自分ごと”として捉えてもらう事を目指し、学校での出前授業の実施や、イベントの実施を通じて機会を提供しています。
食を通じて海と人の新たなつながりを創り出すことを目的に、海プロ事業の「海と食」領域を包括するプラットフォームを形成。「知れば知るほど、海はおいしい」をテーマにした、「海のごちそうウィーク」「海のごちそうフェスティバル」の実施により、全国的なムーブメントを起こし、海を味わうアクションを通じて、日本人の「海ごころ」を育みます。
全国各地で開催する「日本さばける塾」や、魚のさばき方、調理、包丁の手入れ方法など合計150本の動画が掲載されているYouTube「さばけるチャンネル」などを通じて、“魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取組みです。
近年、北海道で水揚げが急増した「ブリ」の認知・消費を、函館をはじめオール北海道で発信。その取り組みの話題性により、全国の人々に海洋環境の変化を伝え、海の未来を自分ごととして考える人を増やすムーブメントを起こします!
マグロの影で光の当たらない白身魚に着目。子どもたちが大好きな揚げ物にして、「多様な魚を地産地消でおいしく食べる」ムーブメントを起こします。食を通して海を知り海の豊かさを守ろうという心を持った「海の子」を育み、多様な海の宝を次世代につなげていくプロジェクト。大間からさらに下北半島全体に輪を広げ、海の子たちとアゲまぐりますー!
海を見る。魚を知る。たくさん生きている。「1000種類以上の魚がとれる」熱海の海を起点に、熱海でとれた未活用魚をはじめ、いろんな魚を知ること、学ぶこと、食べること、商品の開発などを通じて、海への興味関心や理解を深める「拠点(ベース)」を作っていきます。また、ここを「土台(ベース)」に、海にまつわるいろんな取り組みや課題に対する解決策、食の楽しみ方が生まれて欲しいと思っています。自分と海のつながり、関わり方を一緒に考えよう。
海の食をフックに下関近海で起きている海の課題を地域に広く伝えていくプロジェクト。
今、下関では、海水温上昇などの海洋環境の変化によって、これまで獲れていたトラフグの漁獲量が減少している一方で、南方系の「サバフグ」などが北上してきています。そんな下関の海の現状や食文化を地域の皆さんに知ってもらうために、サバフグに焦点を当て「サバフクフリット」や手軽に食べられる加工食品を開発。サバフクフリットを食べることを通じて、海の現状や課題を知り、興味を持ち、自分ごととして捉え守っていく「下関ふくレボリューション」で下関にふくムーブメントを起こしていきます!
食をフックに地域の海の課題をその地域に広く伝えていくプロジェクト。 近年、温暖化等に伴うムラサキウニの増殖等によって、藻場が消失する「磯焼け」問題が進行しております。 こうした状況下、官民一体となって、磯焼け対策としてのムラサキウニ駆除から、蓄養、加工、地域での消費、海の問題の普及啓発を一貫して実施します!
近年、黒潮大蛇行や地球温暖化等の影響で、磯焼けの原因の一つである植食性魚類が増加。それらの魚を美味しく食すことを通じて海の課題を子供たちと一緒に考えていきます。「磯臭さ」の原因となる鮮度管理や加工処理のスキームを漁業者と関係者が一体となって作り、子供たちが主体となって捌き方を学びメニュー開発を実施。そして学びを次世代に繋ぎ、海をベースとした教育を展開していきます。
磯焼けの主要因の一つであるアイゴを軸とし、地域でアイゴのムーブメントを作ることで、海の背景を伝え、海の課題を「自分ごと」として考え、関わりをもとうとする人材を育む事を目指すプロジェクトです。地域の人達が普段あまり意識しない”浦”の裏を知り、磯焼けなど海洋環境の変化・現状を知ってもらうきっかけとなるよう様々な取り組みを行っていきます。
高校生がLOCAL FISH(地域の課題魚)を利用したオリジナル缶詰を開発し、競い合う全国大会を開催。大会を通して海の現状課題や海の未来展望を知り、海にもっと関心を持ち、自らアクションを起こすきっかけを作ります。また、LOCAL FISHを利用することで、地域の活性化にもつなげていきます。
海にまつわる「ものがたり」と「食」を通して、海を伝えるウェブメディア「海のレシピプロジェクト」を展開。作品や物語に登場する海の料理や場面から着想し、料理家と一緒に作った「海のレシピ」、各地の海にまつわる人々の声を伝えながら、海の現状を伝え、海の食材を用いた料理の作り手や、海を思う人が増え、循環していくことを目指しています。
北海道江差町かもめ島の海「マリン」+「グランピング」が語源。<海との遭遇/再会>をコンセプトに、「アウトドア宿泊プラン」「日帰り海洋体験プラン」「海洋イベント」で海に触れる機会を創出するプロジェクト。海洋教育にも力を入れ、サマーキャンプなどでの児童受入れや学校との授業連携にも取り組んでいます。
自動車廃材を利用したバリアフリースロープやライフジャケットを活用し、障がい者と健常者が一緒に海を楽しむイベントの実施、水難事故防止の啓発事業を行います。バリアフリービーチイベントに関しては鶴岡市・地元自治会・観光協会との共催で500~800名規模の「ユニバーサルビーチフェスin鼠ヶ関」を7月中旬を目途に開催予定で現在地区のコアメンバーと協議中です。