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「ウミゴミガメを探せ」~ 帆舟で海のゴミとウミガメ探しの冒険へ ~ &「海の学校 種子島」

2015.12.03

特定非営利活動法人 Turtle Crew

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○参加者の様子と目標・目的の達成度について
子供たちの海での笑顔を沢山見ることができました。スタッフと「スタッフじゃなくて子供になって参加したい」とよく話していたほどでした。
毎回閉会式の後に、アンケートを書いてもらい「楽しかった」「また来たい」「飛び込みをまたしたい」この3つが一番多く、うれしい限りです。ここ数年で希にみるウミガメの少ない年だったからか「ウミガメを見られなかった」という声が多かったのは残念なところでした。
目的達成度について
「ウミゴミガメを探せ」
・帆舟の操船を学び無人島へ
帆を上げエンジンを止めると、静かな風だけの世界。無人島を目指しみんなで操船し進むのは良い経験になったと思います。また、落水救助訓練を取り入れたことで、緊急時の対処について伝えることができました。
・ウミガメを探せ
発見が少なかったのが残念でした。今年は全国的に産卵数が近年の約6割しかないというウミガメ界も驚く年であったことが影響していると思われます。
・海のゴミを探せ
フィリピン、台湾、中国、韓国、日本のゴミを発見しました。黒潮に乗って遠くから流れてくるゴミを、子供たちは実感することができました。
「海の学校 種子島」
・世界一周無寄港を成し遂げた女性を先生に招いて、昼間は海遊び、夕方からスライドをもとにお話を聞けたことは、子供たちが海に夢を持つ意味で、とても意味のあるものとなりました。

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○課題と感じたこと
・今年は特に7月から台風がやってきて、常に台風が南海上にあるという、海洋体験には難しい年でした。荒天時プログラムへの変更や延期が相次ぎ、参加者やスタッフの調整などに苦労し、参加したかったのに都合が合わない子供がいたことが残念でした。
・救命胴衣の安心安全性をあらためて実感しました。泳げる子供は潜りたいので脱ぎたがりましたが、団体行動なので許可しませんでした。しかし、ウミゴミガメ以外で海遊びするときなど、救命胴衣を着用していない時にも海の危険は迫ってきます。今後はそんな対処ができるようなプログラムも必要かと感じました。
・参加した子供の多くが移住者の子供だった、というのが少し残念な結果でした。これは島生まれの親御さんが海に興味を持っていないこと、海を危険なところとしてしか認識していないこと、の表れではないかと考えます。また、「子供を海に連れ出すことを知らない人には任せられない」という厳しい意見もありました。今後の課題として、受け止めたいと思います。

○今後に向けて
島で育ちながら海に行く子供が少ない。そんな状況を変えることから海の環境を考えることに繋がると信じていますが、参加申し込みが予想よりも少なかったのが驚きでした(沢山断らなければいけないだろうと考えていたので)。
今後も活動を継続していくことで関心が高まると考えます。

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○メディア掲出について
離島経済新聞(ネット版)「ウミゴミガメを探せ」http://ritokei.com/article/hottopics
8/31南日本新聞「海の学校 種子島」

参加人数:114人(子供104人)

参加人数:参加人数114人