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まぐろのがっこう-海と日本プロジェクト-

2016.10.19

参加者に、普段消費している海産物の生産コストや現場のこだわりについて楽しみながら体験的に理解してもらう。また、三崎のファンになってもらい、定期的に三崎に足を運んでもらえるようになることを目的とする。
具体的には、普段はスーパーマーケット等で刺身の状態で並んでいるまぐろしかあまり見ることがなくなった参加者に、まぐろの卸で有名な三崎で、生産現場の見学や生産者の方々との交流、生産地ならではの食事を楽しんでもらうことを上記目的達成の手段とする。

日程
7月16日(土)

開催場所
三崎恵水産、うらり

主催
一般社団法人リディラバ

協力
東京海洋大学勝川俊雄教授、株式会社三崎恵水産、三浦半島食彩ネットワーク

参加人数
40人

【まぐろ加工場・冷凍庫見学】
まぐろの卸売りをしている三崎恵水産様にご協力いただき、まぐろの加工場・冷凍庫見学をした後に、まぐろに関するレクチャーをしていただきました。まぐろの加工場見学では大きな一匹のまぐろが、普段スーパーマーケット等で目にする刺身の状態まで加工されていく過程を目の当たりにしました。まぐろの冷凍庫見学では鮮度を保つために-60℃に保たれたまぐろの冷凍庫に実際に入り、その寒さを体感しました。普段は気づくことのない、まぐろの加工にかけられている手間や、鮮度を維持するためのコストについて学ぶことができました。
まぐろに関するレクチャーでは、三崎のまぐろについて、まぐろの旬について、美味しいまぐろの見極め方についてなど、参加者の質問にも答えてもらいながら、まぐろについて教えてもらいました。

【まぐろバーベキュー】
午前中に加工場と冷凍庫を見学させてもらった三崎恵水産様のまぐろをBBQで美味しくいただきました。「三崎のまぐろの普段食べられる部分は東京に出荷されるため、加工して残った顎や尻尾のお肉を美味しく食べられるように、三崎ではまぐろのBBQの文化が広まったのです」との勝川先生の解説を聞きながら、三崎だからこそ食べられるまぐろの珍しいお肉の味を楽しみました。

【まぐろクイズと講義】
水産資源管理を専門にされている東京海洋大学勝川俊雄教授によるまぐろや日本の漁業に関するクイズと講義を楽しみました。講義の内容は日本の漁業や海産物の持続可能性など大人にも興味深い難しい内容でしたが、まぐろのクイズを切り口に、お子様も楽しく勉強することができました。小さなお子様からもまぐろの種類や絶滅可能性に関して、積極的に質問が出ました。

その他
参加者の声
・漁業の現場で葛藤や信念などが伝わってきて、これから積極的に考えていきたい!
・ニュースで取り上げられているマグロの問題をより身近に考えられた。
・水産業の大変さと、持続可能な漁業の大変さがわかった。
・マグロには8種類の仲間があり、すべてが絶滅危惧種ではないということがわかった。
・何気なく食べていた食材も絶滅の恐れがあること、流通の裏にも様々な工程があることが分かった。せめて感謝して食事をしたい。
・漁業のことをもっと知りたいと思った。消費者としてアクションを起こせるのだなと思った。
・安かろう良かろうではなく、良いものに相応の価値を見出したい。
・魚は無駄にせず食べる。友人や知り合いにも啓発する。

メディア掲出
・タウンニュース三浦版(7月22日号)

その他特記事項
告知チラシ
maguro7

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています