明石海峡航路歴史パネル展実施レポート
2015.08.28
●実施日:8月2日(日)~
本事業は、淡路ジェノバライン待合所において、関係機関が所有する写真をもとに、明石港周辺の景色、人々や文化の交流を支えてきた歴代船舶のパネルを作成、展示にすることにより、これから新たな物語を創る新船舶『まりん・あわじ』の就航の門出を祝福した。
桟橋までの通路壁面に十数枚のパネルを展示したことにより、行き交う人々の目に留まることとなった。
展示内容としては、古いものは大正初期からはじまり、現代に至るまでの明石港周辺の風景、明石と淡路島を繋いできた船舶となっており、ご高齢の方々からは、通勤や通学で利用していた、また、それにまつわるエピソードなどの会話も交わされるなど昔を懐かしむ声が多く聞こえた。
一方、若い世代からは、航路の変遷についての解説パネルを併設したことにより、昔と今を知ることができる貴重な機会を提供できた。
昨今、明石から淡路島へ自転車で渡り、島内を一周するツーリングが流行しているが、そのツーリング客も興味深げに見ており、好評であった。
この度のパネル展は、老若男女、明石、淡路島在住か否かを問わず、明石海峡における海上交通の役割、重要性及びその大切さについて学び、楽しむことができる効果があった。
引き続き、明石港側での新桟橋が完成する9月22日までの2か月間、パネル展示が続けられるため、より多くの人々に見学していただける、まさに“温故知新”となった事業と考える。
●記録写真
●参加人数
延べ100,000人(見込) ※H26.8.2~H26.9.22実績に基づく
参加人数:約100,000人