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海の日をアートする~親子で学ぶ「神戸みなと塾」

2016.10.05

近年、青少年の海洋や海事への関心度の低下などが危ぶまれる中、地元自治体やメディア、関連官公庁と連携して、アートを切り口とした好奇心を沸き立てる体験型手法により、青少年をはじめ多様な人々に、主体的に本事業に参加させ、各人が「海と日本プロジェクト」を継続、発展させるよう以下の事業を実施した。

日程
5月28日(土)10:00~15:30(KOBEみなとの絵大賞)
6月 4日(土)13:00~18:00(<KOBEみなとの絵大賞>作品審査会)
7月16日(土) 9:00~16:10(海の日をアートする~親子で学ぶ「神戸みなと塾」)
7月16日(土)~8月30日(火)( 活動報告展)

開催場所
神戸港中突堤周辺(5月28日)
波止場町TEN×TEN 特設審査会場(6月4日)
波止場町TEN×TEN 神戸港中突堤、神戸港内海上(7月16日)
波止場町TEN×TEN 特設会場(7月16日~8月30日)

主催
特定非営利活動法人神戸グランドアンカー

参加人数
海と日本プロジェクト KOBEみなとの絵大賞:358人
海と日本プロジェクト 海の日をアートする~親子で学ぶ「神戸みなと塾」:113人
海と日本プロジェクト 活動報告展(KOBEみなとの絵大賞作品展):3,018人
海と日本プロジェクト 活動報告展(神戸みなと塾活動報告展):2,993人
延べ6,482人

【KOBEみなとの絵大賞】
参加者を事前募集(応募者数:子ども=小学生以下145人、大人=中学生以上255人)し、当日10時より応募受付票により受付を行いました。

子どもたちは、思い思いの場所で制作(写生)を始めました。ちょうどこの日は、国交省近畿地方整備局の協力により、環境船「Dr.海洋」が岸壁に係留されていたので、同船の船内見学会も開催しました。参加者は休憩時間に船内見学をし、同船乗組員の「海の環境保全」についての説明を熱心に聞き入っていました。

みなとには、「Dr.海洋」号など、写生対象物が多く何を描くかが悩ましいところですが、それぞれが写生対象を決め、熱心に描いていました。
「Dr.海洋」の船内見学もし、作品提出予定の午後3時半には、参加者のほとんどが描き上げ、作品を提出(子供:129点、大人:143点)しました。


【<KOBEみなとの絵大賞>作品審査会】
5月28日の「KOBEみなとの絵大賞」で提出された作品(子供:129点、大人:143点)を、審査員(美術家3人、写真家1人)と当法人理事長により、厳正な審査会を開催しました。
力作ぞろいで、審査員を悩ませましたが、5時間かけてようやく賞が決定されました。大賞、国交省近畿地方整備局賞など10賞が選ばれました。

翌日から、表彰、作品展開催に向け準備に入りました。

【海の日をアートする~親子で学ぶ「神戸みなと塾」】
参加受付後、特別講師(昨年同の神戸商船大学卒 元神戸港振興協会職員)による「海」「海の日」「神戸港」などについて、配布資料を基に子供向け 講義を行いました。その後、自分たちの信号旗(国際信号旗 UW旗:スモール版)を親子で制作。
同時に、国際信号旗の簡単な説明を、神戸港における船舶入出港時に実際のUW旗を使って歓送迎している団体リーダーが行いました。

各自作ったUW旗をもって、全員神戸港中突堤へ移動しました。
港内クルーズ船入港に合わせて、その旗で交信。同クルーズ船クルーも応答してくれました。
入港した港内クルーズチャーター船に乗り込み、船内では、神戸港についての講義や,目の前の潜水艦造船所や過去にあった捕鯨船母港についての説明を実施しました。参加者は、初耳のことが多く、熱心な質問が飛び出しました。

波止場町TEN×TENで各自持参の後、会場内に設営した「KOBEみなとの絵大賞」の作品展を鑑賞。絵画鑑賞により、「みなと」「海」「船」について、各自「海」への思いを新たにしていただいたようです。
続いて、講師(美術家)指導により、先刻のチャーター船上からの見学をもとに、「海」などをテーマに,全員がガラス絵に挑戦しました。

続いて行われた「子どもフォーラム」では、昼食時に本フォーラムの「パネラー」を募集したところ5人の希望者があり、当法人理事長をコーディネーターとして開催しました。海、神戸港などについての現状や未来を子供目線に加え保護者からの意見も続出して、活況なフォーラムが実現しました。「KOBEみなとの絵大賞」の表彰式も実施されました。

最後に、当法人副理事長が、修了証を参加者一人一人に授与し、閉会しました。

【活動報告展】
1.KOBEみなとの絵大賞作品展
(1)日時:2016年7月16日~8月30日
(2)場所:波止場町TEN×TEN 特設会場
(3)内容:受賞作品10点をはじめ、全作品272点を一堂に展示。

2.神戸みなと塾活動報告展
(1)日時:2016年7月17日~8月30日
(2)場所:波止場町TEN×TEN 特設2会場
(3) 内容:7月16日開催のメインイベントでの記録写真やガラス絵、感想文、メッセージなどの展示。別会場にて当日の様子を8K大型スクリーンで映像再現。期間中常時放映。

昨年度実施の「みなと塾」に加え、本年は5月にみなと大写生大会(KOBEみなとの絵大賞)を実施し、アートを通じて「海」「みなと」への興味がさらにわいたようです。「みなと塾」においては、長時間のプログラム進行にも関わらず、参加者が互いに尊重しあい、新たな交流が生まれたことも意義深いと考えています。

その他
メディア掲出
4月17日  毎日新聞 <神戸港を描く写生会>
5月17日  読売新聞 <みなと神戸 みんなで描こう>
6月17日  毎日新聞 <親子で学ぶ神戸みなと塾>
6月24日  サンテレビジョン <海の日をアートする 神戸港>
7月 2日  読売新聞 <みなと神戸 親子で学ぼう>
7月14日  NHK神戸 <海の日をアートする 神戸港>

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています