海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願い制定された「海の日」を中心に海事思想の普及を目的として、第２０回「海の日」祝賀イベントを開催致しました。
７月２０日の午前中、周南市晴海埠頭において、午前９時から海上安全祈願祭、続いて諸官庁及び各企業所属の船舶、漁船やプレジャーボート、合計４６隻による大規模海上パレード、子供さかな祭り（あゆのつかみどり）、海上保安部巡視船「くろかみ」の船内一般公開や潜水士による救命展示訓練、貨物船
「鼓海丸」（３,０００重量トン）の船内一般公開と引続き抽選を行い１２名の市民が乗船し、港内の体験航海に向いました。
各イベントには行列が出来、晴海埠頭には延べ２,０００人の市民が来場し、大いに賑わいました。

海上安全祈願祭

海上パレード

巡視船「くろかみ」
一般公開

貨物船「鼓海丸」一般公開

子供さかなまつり

１６時から周南市文化会館において、「海の日」式典と吹奏楽コンサートを開催。
「海の日」式典では、陸上自衛隊中部方面音楽隊の歌姫による国歌独唱に始まり、中国運輸局長や関係官庁、海事関係者各位の出席と、会場満員の約１,８００人の来場者の中、国土交通大臣の式辞、海事関係の功労者表彰等を行い、受賞場面において自衛隊音楽隊による得賞歌の演奏もあり、永年、海事関係に尽力された方々に多くの来場者から拍手が送られました。また、式典後の陸上自衛隊中部方面音楽隊による吹奏楽コンサートでは、行進曲や祝典序曲、ドラマのテーマ曲等、計１０曲が演奏され、満場は大いに盛り上がり、厳粛な式典と楽しいコンサートとすることが出来ました。

「海の日」式典

陸上自衛隊中部方面音楽隊による吹奏楽コンサート

茨城県立大洗高等学校マーチングバンド部演技・演奏会
【　７月３１日　】

全国大会で金賞常連校として有名な茨城県立大洗高等学校マーチングバンド部
「Ｂｌｕｅ－Ｈａｗｋｓ（ブルーホークス）」を招待し、日本一のドリル演奏を楽しみました。
まず、午後から市内中心街を部員７４名が整然とした隊列を組んでマーチを演奏しながらスタート、炎天下にもかかわらず商店街には多くの市民や子供達が足を止め、約１時間のパレードとドリル演奏を見入っており、素晴しい演奏演技に拍手が鳴りやみませんでした。
その後、周南市スポーツセンターに会場を移し、メインアリーナで吹奏楽を演奏しながら、縦・横・斜めにとさまざまな隊形に変化させつつ、全員による演技や学年別のドリル演技等が行われ、夫々一糸乱れぬ見事な演技に会場から大きな拍手が送られ、２,６００人の観客を魅了しました。

市内中心街パレード

茨城県立大洗高等学校マーチングバンド【Ｂｌｕｅ－Ｈａｗｋｓ】演技・演奏会

バラ積み大型貨物船の船内見学と乗組員との交流
【　８月４日　】

周南市晴海埠頭９号岸壁にオーストラリアから周南コンビナートの原燃料である
石炭９万トンを積み入港した“ＳＵＯＨ ＰＡＣＩＦＩＣ”号（９２,０００重量トン、日本国籍・当周南市船籍）に市内中学生・高校生の合計２６人を招待し、船内や石炭の荷揚げ風景を見学、その後、船長他乗組員と昼食を交え交流を行い、フィリピン人船長や乗組員と歌なども披露し合い、楽しい交流会となりました。
両校の校長先生からは、夫々生徒達の貴重な体験となった、との謝辞を頂きました。

参加人数：延べ8,500人