海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

海洋エネルギーと漁業振興+科学

2016.08.10

小学校6年生の理科のカリキュラム(電気の性質とその利用、生物と地球環境)に沿った体験学習を行い、子どもたちには授業の一貫として参加してもらう。
また理科部会の教諭にも参加してもらい、その後今回の内容を使った授業をしていただき、イベントに参加できなかった子どもたちの学習にも活かしてもらう。

日程
平成28年7月14日(木)

開催場所
長崎県五島市(勤労福祉センター、福江港、崎山沖)

主催
五島市海の日実行委員会

協力
(一社)日本風力発電協会、長崎海洋産業クラスター形成推進協議会、戸田建設株式会社

参加人数
87名(五島市内小学5,6年生73名・教員14名)

【株式会社 渋谷潜水工業 代表取締役 渋谷正信先生による講義 “潜水士からみた「海洋(再生可能)エネルギーと自然環境」”】
潜水工事の第一人者としてご活躍される渋谷先生の講義を行いました。
前半は画像、映像を使った座学。潜水士というお仕事の紹介や、日本初の実用化に成功した浮体式洋上風力発電施設の水中部分の調査のお話、そしてそこに集まる魚たちの説明などがありました。
後半は水中調査にも使用するROV(水中ロボットカメラ)の操作体験とダイバーが使う水中タンクを背負う体験を行いました。
子どもたちはROVが機敏に動き、映像もとてもきれいなことや、水中タンクの重さに驚きながら楽しんで体験していました。

【日本理科教育支援センター 代表 小森栄治先生による講義 “「海洋エネルギーと漁業振興+科学」体験学習”】
「理科は感動だ!」をモットーに子どもたちを理科好きにする小森先生の講義。
「風力発電所を作ろう」をテーマにペットボトルで風力発電模型を作り、モーターを取り付け電気が出来るしくみを学びました。
またその模型を海に見立てた水槽に浮かべ、浮体式洋上風力発電模型にしました。
子どもたちは、どうすれば羽がよく回るか、模型が水に浮かぶか工夫しながら学習していました。

【渋谷先生「海洋再生可能エネルギーと海を潜水士と体験しよう」】
2MW浮体式洋上風力発電施設見学にグラスボートで行きました。
うねりがあったため風車を見られたのはわずかな時間でしたが、風車が見えると子どもたちはみんな立ち上がり、窓に張り付いて見学していました。
その後場所を移動し海中見学を行いました。ROV(水中ロボットカメラ)や水中スクーターに乗ったダイバーも間近に来て子どもたちと触れ合いました。
船上では渋谷先生が、見えている景色の説明をされ、大きな魚やイカ、エイなどが悠々と泳ぐ姿に歓声が上がりました。

【小森先生「電気をじょうずに使っている自動車」】
ハンドルを回すと電気を作ることができる手回し発電機を使い、コンデンサーに電気を溜める実験を行なって、ハイブリッド自動車のしくみを学びました。
また、ハイブリッド自動車の長所・短所や、モーターを使ったその他の自動車として電気自動車の紹介もありました。
子どもたちは普段よく聞く“ハイブリッド”の意味が初めて分かり、「かしこい車だなあ」と感心していました。

【EV・超小型モビリティ試乗体験】
電気自動車の試乗を行いました。
子どもたちはエンジン始動から走行中も音が静かなことに「もうエンジンかかったの?」「この場で眠れそう」と驚いている様子でした。
同時に先生方は二人乗りの超小型モビリティの運転も体験し、「最高速度は?」「高速も走れるんですか?」など質問が飛び交いました。
会場では電気自動車の別の活用法、蓄電池として使いお菓子を焼いて提供もしました。

その他
参加者の声
・海の中を見るのは初めてでとてもきれいでした。
・海のなかの魚が見れてとても興奮しました。
・渋谷先生のプロダイバーという仕事はとってもかっこいいなあと思いました。
・海のことをもっと知りたいと思いました。
・もっと自分の住んでいる五島について調べたいと思いました。
・これからは自然をもっと大切にしたいと思いました。
・海に浮く風車のことをもっと知りたい。
・風力発電のことにとても興味を持ちました。

メディア掲出
7/14(木)NHK長崎放送局
7/16(土)長崎新聞
7/17(日)NBC長崎放送 11:35、17:45
7/20(水)~27(水)ごとうチャンネル
7/22(金)KTNテレビ長崎 18:30「みんなのニュース」
7/27(水)~8/3(水)ふくえチャンネル
7/28(木)NCC長崎文化放送 18:25~18:55「スーパーJチャンネル長崎」

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています