=岬町町制施行60周年記念 海の日記念みさきの海のまちづくりイベント実施レポート= 深日港フェスティバルにたくさんの皆さんにお越しいただきました
2015.08.28
前日までの梅雨空がまるで嘘のように晴れ渡った深日港で、今年も深日港フェスティバルが開催されました。深日港フェスティバルは、かつて航路として賑わった港の賑わいをとり戻すことを目的として、今年で4回目の開催となります。多くの地域の方々にご協力、ご参加をいただき、無事にイベントを終えることができました。
ステージイベント
地元教円幼稚園のかわいい園児のみなさんによる太鼓の演奏で深日港フェスティバルがスタート。
今日のために一生懸命練習をしてきてくれた園児たち。多くの観客の皆さんの前で、少し緊張しましたが、演奏後はみんなで会場内のイベントを楽しんでくれました。
今年は、かつて航路で結ばれていた洲本市から阿波踊りの三熊連の皆さんにご参加をいただきました。絶妙で軽やかな司会のもと、淡路島名物やっこ踊りで笑いを呼び、網目傘のかわいい踊り子さんも加わり、軽快なリズムで会場を盛り上げていただきました。
かつて航路で行き来した年配の踊りの子の方は深日港を懐かしみ、航路があったことを知らないかわいい踊り子のみなさんは、初めの船旅に大喜びであったと後日伺いました。
海上イベント
好評をいただいているうずしお観光船日本丸による大阪湾ミニクルーズ。毎年、受付開始とともに募集定員を上回り、乗船を楽しみに来場いただいた子どもたちに悲しい思いをさせていました。今年は運航回数を2回に増やし、小学生以下を無料として実施。事前のラジオでのPR効果もあったのか、町外を含めて814名(内小学生以下318人)の方に乗船をいただきました。船に乗るのが初めての子どもたちも多く、手すりを乗り越えんばかりの勢いで航跡の波を興味深く見つめていました。
また、海洋環境船海和歌丸や水上警察署警備艇にもたくさんの子どもたちが見学に訪れ、操舵席に座って船長気分を体験するととともに、乗組員の方から海の環境や警備艇の役割の話をしっかりと聞いていました。
防災・啓発コーナー
深日港イベントでは、港が防災拠点としての役割を担うことをアピールするため、消防、警察、自衛隊の皆さんに参加いただき、防災啓発も実施しています。子どもたちは、防火服を着用したレスキュー体験や30mはしご車への搭乗、災害時に活躍する自衛隊車両に乗車するなどの防災体験をしました。
参加人数:約5,000人