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北海道大学水産学部「最新鋭の北大練習船に触れてみよう!〜 海と日本PROJECT〜

2017.07.07

北海道大学水産学部の最新練習船を見学・体験するイベント「最新鋭の北大練習船に触れてみよう!」は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。次世代を担う若者の海に対する興味を高める企画が目白押しのイベントです!

平成26年7月に竣工し、最新鋭の観測・研究設備を有する大型練習船「北海道大学水産学部附属練習船おしょろ丸」の内部を見学し、船舶の海洋調査で用いられる実際の観測機器や研究内容に触れるイベントを4月に開催しました。
次世代を担う若者の「海」への興味や関心を高めることを目的としています。

日程
4月15日(土)13:00~15:00

開催場所
神戸新港第二突堤 北海道大学水産学部附属練習船「おしょろ丸」

参加人数
39人

主催
北海道大学大学院水産科学研究院

北海道大学の船長・航海士から歓迎の挨拶!
関西圏の中学・高校生を対象に、北海道大学水産学部の最新鋭練習船「おしょろ丸」を見学・体験できるイベント「最新鋭の北大練習船に触れてみよう!海と日本PROJECT」を神戸港に於いて実施しました。
埠頭に集まって頂いた参加者を、参加者リストを確認しながら、船内の学生食堂・講義室に誘導し、全員の集合と着席を確認後、高木省吾(たかぎ・しょうご)船長から歓迎の挨拶があり、「おしょろ丸」の名前の由来など簡単な紹介が成されました。次いで、本日のプロジェクトに係る担当船員・担当教員の自己紹介の後、大和田真紀(おおわだ・まき)次席二等航海士から船内を見学する上での諸注意が行われました。その後、見学者は二班に分かれて船内見学・ミニレクチャーを交互に実施しました。

水産学部の練習船内を見学・体験
船内見学のグループは今井圭理(いまい・けいり)調査士の誘導と説明を受けながら、船内を見学しました。第一・第二研究室と採水器室、学生居住区(ベッドルーム・洗面風呂場・トイレなど)、作業甲板(コンパスデッキ・船尾デッキ・観測デッキ・ボートデッキ・船首デッキなど)、船橋区画(操舵室・チャートルームなど)などを見学しました。
研究室・採水器室では、北海道大学水産学部の研究で実際に使われているCTD(Conductivity・Temperature・Depth)観測装置、ニスキン採水器、プランクトンネットなどの実物が展示され、手に触れながら説明を受けました。船橋区画では大和田次席二等航海士より操舵機・エンジンコントロール機器・レーダー機器・電子チャートなどの説明が行われました。

 

海洋観測・研究についてのレクチャーと実験
残った班に対しては、担当教員の平石智徳(ひらいし・とものり)と大西広二(おおにし・ひろじ)が学生教室において、プロジェクターと配布物を用いて海洋観測と海洋研究に関するミニレクチャーや簡単な実験を行いました。レクチャーの内容は、おしょろ丸搭載の観測機器の説明に始まり、得られたデータからの解析方法や研究成果を紹介しました。説明は船舶観測から範囲を広げて、人工衛星や係留系、漂流ブイを用いた様々な海洋観測手法の特徴を紹介しました。最後に一般の方でも手に入る海洋観測データ(漂流ブイ情報システム・Argoフロート観測データ)を紹介し、理科研究の部活動や授業での利用を促してレクチャーを終えました。
下船後、「おしょろ丸」と神戸ポートタワーを背景に集合写真を撮影しての解散となりました。参加者からは「初めて乗った大きな研究船に大変感動した」という声を頂き、有意義な見学体験になったようです。本企画全体を通じての準備・写真撮影・誘導には、佐藤太一(さとう・たいち)三等航海士、宇野浩之(うの・ひろゆき)三等機関士・小熊健治(おぐま・けんじ)調査員・澤田光喜(さわだ・こうき)調査員の協力を得ました。

<チラシ>

<水産学部とは>
水産学部とは、魚介類を中心とする海洋に生息する水産資源や水産業について学ぶ学部です。海の生態系と海洋生物の生態と、それを支える海洋環境などを学ぶ海洋生物科学、海洋水産資源の効率的な増養殖生産を目指し、増養殖の基礎知識と先端技術を学ぶ増殖生命科学、水産資源の食品としての利用技術や機能を研究する水産食品科学などの分野があります。
日本の大学では、北海道大学、東海大学、長崎大学、鹿児島大学などに設置されています。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています


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