自然セミナー 白石康次郎講演会in平和学園〜海と日本PROJECT〜
自然セミナー 白石康次郎講演会in平和学園は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。
2018.02.22
自然セミナー 白石康次郎講演会in平和学園は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。海の環境を考える講義と、日本海洋アカデミー代表理事である白石康次郎の世界一周の実体験を伝える講演会を実施しました。
四方を豊かな海に囲まれた日本において、あらゆる世代での海離れが進んでいます。日本海洋アカデミー代表理事である海洋冒険家の白石康次郎氏が世界をヨットで冒険した実体験をもとに、海の素晴らしさ、厳しさを幅広い世代の方に伝え、海に興味を持ち、海の楽しみを身近に感じてもらうことを目的としています。
また、海が近くにあってもなかなか普段触れることの少ないマリンスポーツに興味を持っていただき、マリンスポーツの普及振興も目的としています。
日程
2017年12月21日(木)
開催場所
平和学園小学校・中高
参加人数
70人
主催
一般社団法人 日本海洋アカデミー
海の環境を考える講義&白石康次郎氏講演会
東京海洋大学准教授川名優孝先生による海の環境を考える講義と日本海洋アカデミー代表理事である、海洋冒険家白石康次郎氏による講演会を開催いたしました。
川名先生からは、海を通じて地球の環境のことを考えるきっかけづくりの講義を行っていただきました。CO2 濃度の変化や太平洋ごみベルト地帯の話をスライドを交え紹介し、環境保全のために各自が何をすべきかを考えさせられました。
世界をヨットで3周回っている海洋冒険家の白石康次郎氏。今までの海洋冒険家としての冒険や、昨年アジア人初出場を果たした世界一周単独無寄港ヨットレースのヴァンデ・グローブでの体験談などが紹介されました。
そのような冒険の中で様々な困難に直面しながらも乗り越えてきた経験、自分の夢に挑戦する中で出会ってきた人々のことや生い立ちなどの話や、海・自然の素晴らしさや厳しさを熱を込めて語りました。
人と比べず、自身のやりたいことを見つけ、楽しみながら行動していくことの大切さ。
心の舵を楽しい方向に切っていくこと、楽しい方向に切っても苦しい時やつらい時はある。その中で自分の心のコンパスを信じ、その方向に向かって走ることといったヨットならではの表現も交えながらの話は、とても興味深いものとなりました。
失敗してもあきらめないことの大切さや、夢をかなえるためにどのように行動するか、表現をしていくかといった心の持ち方のお話や、夢を持ち、挑戦することの大切さを感じられる講演会でした。
参加者の声
・好きなことが今までありませんでしたが、白石さんの話を聞いて、自分も見つけたいと思いました。
・一生楽しいことをして生きる白石さんのように前向きに楽しく何事もできるよう行動に移していきたいです。
・自分よりもつらい思いをしている人もいると改めて感じました。自分だけがつらいのではないということに気づくことができました。
・前向きに自由に思った通りにやる、あきらめないで信じれば道は開けるということを学びました。
・海の先に何があるのかを自分の目で確かめた白石さんの話を聞いて、自分も自分の気になったことは自分の目で見て確かめてみようと思いました。
・親としての子どもの教育の仕方を聞き、目から鱗でした。〇〇しちゃだめというのではなく、本人に責任を持たせ何事にもチャレンジし、自分で責任を持つ強さが持てるよう教えていきたいと思いました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています