神戸港 みなとの学習会〜 海と日本PROJECT〜
神戸港 みなとの学習会は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。
2018.03.02
神戸港 みなとの学習会は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。神戸市内の小学3年生に港や船に関する授業を行い、乗船体験などを通じて海を知り、海の役割を学んでもらいました。
市内小学3年生13,000人全員の参加を目指して、海を知り、港の役割を学ぶ乗船体験を実施しました。この乗船体験は、小学4年生で使用する副教材学習に向けてのものです。海に触れ、港の役割を学び、乗船を体験することにより、海に関心を持ち、興味、好奇心を刺激する機会をつくることを目的としています。
日程
2017年4月~11月
開催場所
神戸港
参加人数
10,540人
主催
神戸開港150年記念事業実行委員会
「海とみなとが仕事の舞台 神戸港」副教材作成と乗船体験
日本有数の港である神戸港においても、多くの市民は海からの恩恵や魅力を意識する機会が少ないのが実情です。ましてや港に遠いニュータウンや山間部の小学生にとっては、「海・船・港」を身近に感じる機会は少なく、海への関心が薄く、教育委員会からも、これらの子どもたちは普段写真や文章でしか船について学ぶ機会がないため、実感がわいていないと言われています。
そこで、海に触れ、港の役割を学び、乗船を体験させることにより、関心を持ち、興味、好奇心を刺激する機会をつくるために、小学4年生を対象に「海とみなとが仕事の舞台 神戸港」と題した副教材を作成。神戸港の役割をわかりやすく説明する機会を設けています。また、その前年にあたる小学3年生に乗船体験の機会を設け、より関心を持って4年生で授業を受けることができるようになりました。
授業として学校単位で参加してもらうため、乗船体験にとどまらず、まちの成り立ち、港の役割など、さまざまな角度で海について学ぶことで、子どもたちが港や海へ興味をもってもらう機会を提供しました。
参加者の声
・海で働いている人がたくさんいることが分かりました。もっと、海での仕事を知りたいです。
・普段は港にはいかないが、授業で港に行くことができて、楽しかったです。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています