中小造船所の海ごみ削減アクション~海と日本プロジェクト~
海ごみ削減に向けては、プラスチック製品を使用するひとりひとりの意識変化が重要であるため、造船所従業員や小中学生など多くの人に海ごみ削減に向けた積極的な貢献を促すことを目的とする。
2020.04.17
海ごみ削減に向けては、プラスチック製品を使用するひとりひとりの意識変化が重要であるため、造船所従業員や小中学生など多くの人に海ごみ削減に向けた積極的な貢献を促すことを目的とする。
日程
2019年5月7日~2020年3月31日
開催場所
全国各地に所在する造船所
主催
(一社)日本中小型造船工業会
海ごみゼロウィーク全国一層清掃への参加
時期:2019年5月22日~7月6日
場所:全国各地に所在する造船所
参加者:造船所従業員
内容:5月30日~6月8日の海ごみゼロウィーク期間を中心に、「海ごみゼロウィークの全国一層清掃」に31社の造船所が参加し、造船所・岸壁、周辺道路、最寄りの河川・海岸・海水浴場において延べ9,262名がごみ拾い活動を実施し、4,746袋のごみを回収した。
造船所における海洋ごみ調査
時期:2019年5月7日~2020年3月31日
方法:書面若しくはオンラインサーベイによるアンケート調査及び造船所の訪問調査
内容:造船所における海洋ゴミ調査方法を検討し、造船所構内に存在するごみの種類、分別回収の実態、造船所外部へのごみの流出の有無及びその発生源と流出経路について取り纏めた。
海の未来を守る大切さの啓発活動
時期:2019年7月2日~9月11日
場所:全国各地の造船所及び舶用関連施設等(50事業所・64回開催)
参加者:主に小中学生とその保護者12,313名
内容:海と日本PROJECT「この地球で一番大きな工業製品 『船』を見に行こう‼」に参加した小中学生とその保護者に64回の啓発活動を実施した。
参加者の声
【海ごみゼロウィーク全国一層清掃への参加】
・社を挙げて海ごみゼロウィークに参加することで、従業員に海ごみ問題を意
識付ける良いきっかけとなった。
・広島湾特有のゴミとしてカキ養殖用の塩ビ管、養殖筏用の発泡スチロールの
ブイが多いことが分かった。
・ゴミ袋よりも青いタオル等の配布した方が実用的で宣伝にもなり参加が促し
易いと思う。また、市町村の指定ゴミ袋があるため、ゴミ袋の配布であれば、
透明ポリ袋サイズである方がありがたい。
【海を未来を守る大切さの啓発活動】
・これからも海を大切にしていきたいと思いました。
・子供が喜んで参加し、船や海洋ごみの問題にも触れられてよかった。
配布資料
啓発用チラシ
メディア掲出
ホームページ等
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:21,575人