秋のイベント「若狭の海を楽しもう」の中のサブイベント ~海と日本PROJECT~
ビーチクリーン活動に加え、ワークショップや学習会、映画上映会を実施。海ごみの発生源や処分状況を知り、興味を持って学ぶことで、各自が日常生活を見直すきっかけにします。
2021.02.15
定例のビーチクリーン活動に加え、ワークショップや学習会、映画上映会を行いました。清掃を行うだけでなく、海ごみの発生源や処分状況を知ることで、参加者がそれぞれに日常生活を見直すきっかけにしていきます。
秋の海に親しむとともに、海ごみについて学び、自分たちの生活を見直すきっかけとしてもらいます。また、海ごみが資源として再利用できることを知ってもらうことを目的とします。
日程
2020年10月10日、11日
開催場所
福井県海浜自然センター
参加人数
40人
主催
福井県海浜自然センター
共催
アノミアーナ
協力
カエルデザイン
ビーチクリーン
福井県海浜自然センターの前浜でビーチクリーンを行いました。
ビーチクリーンの前に屋内で検温を行い、危険物などのレクチャーを行いました。
午後からアクセサリー作りの講座に参加する方には、材料となるプラスチック片も拾ってもらいました。
アクセサリー作り
カエルデザインさんの指導のもと、オリジナルアクセサリーを作りました。手順は次の通りです。
1.ビーチクリーン時に集めたプラスチック片を洗浄し、カットする。
2.混ぜ合わせてアイロンで熱を加え、板にする。
3.アクセサリーの形に切り抜き、レジンコーティングし金具を付ける。
海ごみ学習会
5人程度の少人数講座を計6回開催しました。
環境省の学習用資料を使って、海ごみ問題全般を学んでもらうとともに、地域の深刻な海ごみの状況を知ってもらいました。
また、それぞれが日常生活の中でできることも考えてもらい、学生にはマイクロプラスチック調査について発表してもらいました。
映画「Microplastic Madness」上映会
「Microplastic Madness」は、ニューヨークの小学生が海洋プラに取り組む姿を追ったドキュメンタリー映画。アノミアーナが仲介し、若狭高校が字幕翻訳に協力したことで、地元では話題になっています。
市会議員や公民館長、観光協会長、プラスチックメーカーの社員、大学生などさまざまな方が鑑賞に訪れ、上映後に情報交換会を行いました。
参加者の声
・ビーチクリーンに参加しましたが、結構たくさんのゴミがあって全く拾いきれませんでした。スタッフから「これは少ない方。これからもっと増えてくる」と聞いて本当に大変な問題なんだと思いました。
・海ごみが新しいものに変わるという発想がなかったので、驚きました。実際に自分でアクセサリーを作ってみて、予想したよりずっとかわいいものができて、うれしいです。また作ってみたいです。
・映画はぐんぐん引き込まれました。プラスチックを廃止することはできないにしても、削減する努力をしていきたいです。
・アメリカの小学生のパワーはすごいです。とても勉強になりました。地域でも上映会をしていきたい。
・いろんな大人の方と交流できて有意義でした。大学でも何かやって行きたいと思います。
メディア掲出
福井テレビ
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:40人