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目指せ!鯖マスター!! ~学んで・さわって・味わって~ 若狭の海と鯖 徹底調査隊2020 〜海と日本PROJECT〜

小浜市で地元の海や海産物について学びを深めるイベントを開催しました。参加者はシーカヤックで海に出て、豊かな海を実感。鯖や小鯛などの生態や地元の名産品について学び、商品の掛け紙のデザインも行いました。

2021.03.15

小浜市で地元の海や海産物などを知り、親しみを持ってもらうためのイベントを開催しました。参加者は、鯖の生態や鯖で作る郷土料理などについて学んだり、シーカヤックで海に出たりしました。また小浜を代表する伝統食「小鯛のささ漬け」を作ったり、商品の掛け紙デザインにも取り組んだりしました。

小浜市内での鯖の学習や体験を通じ、こどもの自主性・社会性を育むとともに、こどもの目線で発見した魅力や役割を発信することで、鯖をはじめ、海の生態に対しての意識を向上させることを目的としています。

日程
2020年8月27日(木)、9月03日(木)

開催場所
福井県立大学海洋生物資源臨海センター、民宿佐助、阿納パドラーズクラブ、小浜市漁業センター、小浜海産物、御食国若狭おばま食文化館

参加人数
小浜市立内外海小学校6年生 8/27 14人、9/3 13人

主催
海と日本プロジェクトin福井県実行委員会

共催
福井県、福井県教育委員会、小浜市、小浜市教育委員会、福井新聞社

協力
福井県立大学、福井県漁業協同組合連合会、小浜海産物

座学および施設見学

・開催日時:8月27日(木)9:20~10:30
・開催場所:福井県立大学海洋生物資源臨海研究センター
・講義「鯖と鯖街道について」 講師:福井県立大学教授 水産学博士 富永 修 氏

鯖の生態、そして現在は収穫が激減している現状やその要因などについて学習しました。資源を回復させようと、福井県立大学で行われている鯖の研究水槽も見学。
中には泳ぐ姿を初めて見るという児童もいるなど、みんな興味津々。鯖の生態について富永教授に熱心に質問をする児童の姿もありました。

へしこづくりを学ぶ

・開催日時:8月27日(木)10:50~11:20
・開催場所:民宿佐助
・講師:民宿佐助 森下 佐彦 氏

鯖を糠に漬けた郷土料理「へしこ」かっては大量に鯖がとれ保存食として考案されたこと、そして製法などを民宿のご主人から説明を受けました。
へしこを初めて食べた児童も多く、美味しいと感動していました。

へしこおにぎり作り、昼食

・開催日時:8月27日(木)11:30~12:50
・開催場所:民宿佐助
・講師:民宿佐助 森下 佐彦 氏

鯖を糠に漬けた郷土料理「へしこ」は、かっては大量に鯖がとれ保存食として考案されたもの。その自慢のへしこを使ったおにぎり作りにも挑戦。あまりの美味しさに、おかわり続出!
その他、鯖の竜田揚げ、鯖うどんなど、家庭ではあまり食べたことのない、地元の海の恵み「鯖」の様々な料理を味わい、鯖をもっと身近に感じることが出来、もっと好きになることができました。

シーカヤック体験

・開催日時:8月27日(木)13:30~15:30
・開催場所:阿納パドラーズクラブ
・講師:阿納パドラーズクラブ 河原 正和 氏

2人で力を合わせ大海原へ。自分たちの住んでいるところの間近の海の美しさ、鯖などの海の恵みをもたらす栄養豊かな海を体感することができました。

参加者の感想
・地元の海が透き通っていてこんなにきれいなんだと驚いた。
・カヤックでしか行けないところに行けて新しい発見があった。
・今までシーカヤックを何度もしたけど1番思い出に残る体験だった。

漁港・市場見学

・開催日時:9月3日(木)9:00~9:40
・開催場所:小浜市漁礁センター
・テーマ「小浜の海に関して」
講師:福井県漁業協同組合連合会 小浜支所長 加藤祐二氏
   福井県漁業協同組合連合会  中村長嗣氏

施設の説明→水揚げされる魚の種類&量に関して説明→いけすにいる魚の見学→冷凍庫の見学、と進みました。

参加者の感想
・貝や海藻類が85トンも獲れるのにびっくりした。アワビも獲れるのがびっくりした。
・魚の水揚げ量を教えてもらったり、いけすにいるタイやブリを見れて楽しかった。
・地球温暖化で水温が上がり、夏の魚が減ってきていると聞いて、環境を大切にしていくことが魚を助けることにつながることが分かりました。

ささ漬け工場見学

・開催日時:9月3日(木)9:50~10:10
・開催場所:小浜海産物(株)
・講師:小浜海産物 製造部 部長 川嶋 忠典 氏

地元では誰もが知る小浜を代表する伝統食「小鯛のささ漬け」がどのように作られているかを学びました。

参加者の感想
・小鯛がレンコ鯛ということがわかった。
・小鯛をさばくのが機械ではなく人の手ということが驚いた。
・昔は小さくて捨てていた魚を工夫して名物にしたということがすごいと思った。

よっぱらい鯖のささ漬けつくり

・開催日時:9月3日(木)10:20~11:20
・開催場所:御食国若狭おばま食文化館
・小浜よっぱらいサバでささ漬け作り 講師:小浜海産物 製造部 部長 川嶋 忠典 氏

小浜よっぱらいサバをさばいて、三枚おろしを教わり、樽詰めし、各自オリジナルささ漬けを完成させました。

参加者の感想
・三枚おろしはとても難しかった。
・骨を抜くのが硬かったし、うろこがどの魚にもあることがわかった。
・家でも魚をさばいて家族に食べさせたいと思った。

ささ漬けアレンジ料理作り&昼食

・開催日時:9月3日(木)11:20~13:00
・開催場所:御食国若狭おばま食文化館
・オリジナルささ漬けアレンジ料理作り
講師;ハイミッシュ 代表 フードディレクター 田中 佳子 氏
メニュー①グレープフルーツ仕立てのカルパッチョ
     ②ガーリックチーズ仕立てのクロスティーニ(ガーリックチーズトースト)
     ③笹漬けと小松菜のクリームパスタ(しょうが風味)

参加者の感想
・おとなのお酒のおつまみの印象だったささ漬け料理がどれもおいしかった。
・洋風なメニューにも合ってすごくおいしかった。
・小浜の伝統食ささ漬けがより身近になった。

オリジナルよっぱらい鯖のささ漬けのパッケージデザイン制作

・開催日時:9月3日(木)13:00~14:30
・開催場所:御食国若狭おばま食文化館
・商品化に向けて「小浜よっぱらい鯖のささ漬け」のパッケージのデザインをしよう

2日間の体験・学習を経ての小浜の海への思いを込めて、掛け紙(表面と裏面)をデザインしました。全員のデザインを採用し、全14種類の掛け紙をつくり、販売予定です。

参加者の声
・普段はできない貴重な体験ができてとても楽しかった。
・小浜のいろいろな文化があることが発見できた。
・自分たちの住んでいる内外海の自然の良さ・海のきれいさを知り、多くの人にも知ってほしい・好きになってほしいと思った。
・小浜の文化を守るために活動してくれている人が多くいることを知れた。
・海からいろいろなものが伝わってきたことがわかって、これから海を大事にしていきたいと思った。
・小浜の食文化(へしこ・なれずし等)をもっとPRしていきたい。Etc…
・海が育んだ小浜の文化を残していくために身近な人から小浜はこんなにいいところなんだとよと教えていきたい。Etc…

メディア掲出
福井テレビ 2020/9/20(日) 11:40~11:55 ※予定
福井新聞  2020/9/05(土)
福井新聞  2021/1/29(木) 記事広告掲載

鯖インダー          認定証
 

調査ノート

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。

参加人数:27人