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海のお困りごと解決!アオサの紙すき実験 ~海と日本PROJECT~

閉鎖度の高い都市部の海では、近年、夏季の貧酸素状態の影響によりアオサ(アナアオサ、ミナミアオサ)が大量発生しています。有効活用する方法を探るための第一歩として、アオサを使った紙すき実験のイベントを開催しました。新しい手法による持続可能なアオサの活用方法の実現に向けて取り組みを進め、また参加者に自分の生活と海との繋がりに気付いてもらい、豊かな海を守っていくための意識を高めることにも繋げていきます。

2021.02.08

近年、夏季の貧酸素状態の影響によりアオサ(アナアオサ、ミナミアオサ)が大量発生し、さまざまな問題となっています。このアオサを有効活用する方法を探るための第一歩として、アオサを使った紙すき実験のイベントを開催。参加者には自分の生活と海との繋がりに気付いてもらい、「海と生物を守るためにはどうすれば良いか」「自分たちの生活が海に及ぼす影響とはどういうものか」を考えてもらいました。

アオサの大量による被害が起こっていますが、現状では自治体による一部の回収が行われているものの、明確な解決策が見出されていません。有効活用する方法を探るための第一歩として、アオサを使った紙すき実験のイベントを開催し、市民や同じ意識を持つ多様な主体と連携してこれまでになかった新しい手法による持続可能なアオサの活用方法の実現に向けて取り組んでいくことを目的とします。また、参加者には自分の生活と海との繋がりに気付いてもらい、豊かな海を守っていくための意識を高めることにも繋げていきます。

日程
2020年11月1日(日)

開催場所
西部3Rステーション(福岡市西区今宿青木1043-2)

参加人数
6人

主催
一般社団法人ふくおかFUN

協力
西部3Rステーション

アオサの問題を考え、紙すきを実験

ふくおかFUNが活動する博多湾(福岡県)を含む閉鎖度の高い都市部の海では、近年、夏季の貧酸素状態の影響によりアオサ(アナアオサ、ミナミアオサ)が大量発生しています。
※ここで言う「アオサ」とは、通常食品に加工される「アオサ(ヒトエグサ)」とは異なります。
このアオサが大量発生すると、海中海岸には悪臭が生まれ、また、海底に十分な光と酸素が供給されず、人間や水中生物、海藻類に重大な被害が及んでいます。

今期、新規事業として「博多湾のお困りごと解決!アオサ実用化プロジェクト」を始動。大量発生して問題となっているアオサを回収し、ただ破棄するのではなく有効活用する方法を模索しています。
今回はそのプロジェクトの一環として、水中世界を知るダイバーと市民が一体となって「アオサで紙を作ることができないか?」を実験しました。また、アオサ以外にも海の抱える問題を伝え、海洋環境問題を考えるキッカケとなるような内容としました。

【イベントプログラム】
09:30 受付開始
10:00 開始挨拶・アイスブレイク
10:15 【海のお困りごと】アオサの問題について
10:30 紙すき実験
11:40 【海のお困りごと】海洋プラスチックごみ問題等について
12:00 終了

参加者の声
<子ども>
・百道浜の海でワカメだと思っていたものがアオサだったのでビックリした。
・紙すきをしたり、海のなかの動画を見たのが楽しかった。
・紙すきが楽しかった。
<大人>
・実験、説明、ともに楽しく興味深い内容だった。
・きれいな海、自然を守るべく環境に配慮した生活を改めて過ごそうと思った。
・実験も楽しかったし、福岡の海の環境についても学ぶことができた。
・体験、実験だけではなく、海のことも知れた。勉強になった。
(イベント後アンケートより一部抜粋)

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。

参加人数:6人