空から海の魅力を語ろう ~海と日本PROJECT~
海の問題を考え海の魅力を表現する、中高生たちの「海の宝アカデミックコンテスト」過去入賞6作品を函館空港Webサイトでオンライン配信。豊かな感性とユニークな視点で描かれた作品のプレゼンテーション動画は、海の課題を身近に考えるきっかけを多くの人に提供しました。
2020.12.18
海の問題を考え海の魅力を表現する、中高生たちのプレゼンテーションコンテスト「海の宝アカデミックコンテスト」の過去入賞作品を、函館空港Webサイトでオンライン配信しました。
函館空港Webサイトにて、海洋プラスチック汚染に関する問題など「海の宝アカデミックコンテスト」のこれまでの入賞作品のプレゼンテーション動画をオンライン配信し、「海」や「環境」の課題を知るきっかけを広く提示。また、「海の宝アカデミックコンテスト」のPRも行いました。
日程
2020年7月20日(月)~8月31日(月)
開催場所
函館空港のWebサイト内にて、Web配信
参加人数
92人
主催
北海道大学大学院水産科学研究院
共催
函館空港ビルデング株式会社
プレゼンテーション動画6作品をオンライン配信
環境問題に取り組んでいる函館空港ビルデングとの共催により、函館空港のWebサイトにて、海洋プラスチック汚染に関する問題など「海の宝アカデミックコンテスト」のこれまでの入賞作品のプレゼンテーション動画をオンライン配信するイベントを開催しました。
コンテスト入賞作品の動画では、マリン・カルチャー部門、マリン・サイエンス部門の2部門からそれぞれ3作品、計6作品を上映しました。
マリン・カルチャー部門からは、深海底の熱資源を物語仕立てで発見・問題提起した作品や、サメと人とのつながりを生き生きとしたイラストで表現した作品、クジラから排出される希少な龍涎香を扱った作品が配信されました。
マリン・サイエンス部門からは、白化に瀕したサンゴの再生に役立つLEDを使った調査作品、新基地移設が進む沖縄の海での貝採集から得た海洋環境の実態についての作品、魚醤や食塩に含まれるマイクロプラスチックの危険性をとらえた作品が配信されました。
函館空港は年間およそ180万人(2019年乗降客数)が利用し、Webサイトも国内外から広くアクセスされています。海に囲まれた街、函館の「空のオンライン玄関口」である函館空港のWebサイトにおいて、中学生・高校生の豊かな感性とユニークな視点で制作されたプレゼンテーションが広く配信され、「海」や「環境」の課題を知るきっかけとなったと感じています。多数の方にご覧いただいたこの機会を通して、空も海も、そして私たち人間も地球の営みの一つであり つながっていることを実感するオンラインイベントとなりました。
上映イメージ:マリン・カルチャー部門入賞作品
上映イメージ:マリン・サイエンス部門入賞作品
<チラシ>
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:92人