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海の宝をめぐる環境・人・文化 〜海と日本PROJECT〜

北海道大学の教員によるオンライン講義を配信するオンラインイベントを開催しました。海洋生物・環境を研究する視点や人の知的営みを研究する視点から、海の宝を発見するきっかけを提供しました。

2021.03.04

Web「マリン・ラーニング」にて、北海道大学の教員3名によるオンライン講義を配信するオンラインイベントを開催しました。受講した人にとって、海洋生物・環境を研究する視点や人の知的営みを研究する視点から、海の宝を発見するきっかけとなりました。

北海道大学の教員によるオンライン講義を通し、海洋生物・環境を研究する視点や、人の知的営みを研究する視点から、海の宝を発見するきっかけを提供し、海への関心を高めてもらうことをねらいとしました。

日程
2020年7月31日(金)~11月30日(月)

開催場所
マリン・ラーニングのホームページ内にてオンライン配信
https://www.umicon.jp/

参加人数
667人

主催
北海道大学大学院水産科学研究院

海の宝について考える3つの講義をオンラインで配信

Web「マリン・ラーニング」にて、北海道大学の教員3名によるオンライン講義を配信するオンラインイベント「海の宝をめぐる環境・人・文化  〜海と日本PROJECT〜」を開催しました。海洋生物・環境を研究する視点から、また、人の知的営みを研究する視点から、海の宝をめぐる発見のきっかけを提供しました。

海洋および陸水域の生物生産と化学成分相互作用の研究を行っている工藤勲先生(北海道大学大学院水産科学研究院)は、「植物プランクトンのふしぎ」というテーマで学びを提供。食物連鎖の出発点である植物プランクトンのさまざまな秘密を解くと同時に、海が青く見える理由と植物プランクトンの関係性や、体重量100トンのクジラに足がない謎といった興味深い内容にも言及し、自然の営みと生命の連なりを実感できる内容でした。

日本美術・日本文化の特質について研究している鈴木幸人先生(北海道大学大学院文学研究院)の講義タイトルは、「異界と出会う海 海の日本絵画から」。浮世絵師・葛飾北斎の「富嶽三十六景」や、異国との交易を描いた「南蛮屏風」などを取り上げ、寄せては返す波の動静、海の向こうからやってくる宝船のようすが印象的なこれらの日本絵画とともに、オンラインで悠久の歴史の旅に導きました。日本古来の海にまつわる絵を鈴木先生の解説とともに鑑賞し、新たな世界に連れていってもらう機会になりました。

地球環境と植物プランクトンの研究を行っている芳村毅先生(北海道大学大学院水産科学研究院)は、「海も地球もカゼ気味?! プランクトンを守れ!!」と題しての講義を展開してくださいました。大気中の二酸化炭素(CO¬2)の吸収源として、海洋の果たす役割が大きな注目を集めていますが、その一役を担うのが植物プランクトン。光合成を行う過程で大気のCO2を利用するため、海のCO2濃度を低減する働きが期待されています。講義動画の中では、芳村先生らが行っている海洋調査やプランクトン調査のようすとともに、北海道大学水産学部附属練習船「うしお丸」船内ものぞくことができ、こうした調査・研究の重要性を知ることができました。


チラシ

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。

参加人数:667人