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オンラインで学ぼう!いしかわの海2020 〜海と日本PROJECT〜

石川県内の小学校高学年の児童を対象に2日間のプログラムを企画。テレビ局のスタジオと小学校を中継でつなぎ、小樽の学芸員にも参加してもらうなど、オンラインを活用して実施しました。北前船貿易や、海と港と灯台、プラスチック製品ごみによる海洋汚染などさまざまな学びを展開しました。

2021.02.18

石川県内の小学校高学年の児童を対象に、ふるさとの海や港の歴史と今、海洋ごみ問題などに関する2日間のプログラムを企画。テレビ局のスタジオと小学校を中継でつなぎ、小樽の学芸員にも参加してもらうなど、オンラインを活用して実施しました。

石川県内の小学校高学年の児童を対象に、ふるさとの海や港の歴史と今、そして海洋ごみ問題について知り、関心を持ってもらうため、2日間のプログラムを企画。今年はイベントの模様をYouTubeで生配信し、地域を超えて共に学ぶことができる内容としました。

日程
第1回:2020年10月11日(日)09:30~14:30
第2回:2020年11月01日(日)10:30~15:30

開催場所
石川テレビ放送 本社スタジオ

参加人数
スタジオ参加者 12名
オンライン視聴者 常時30人程度

主催
海と日本プロジェクトin石川県実行委員会

協力
加賀市、小樽市総合博物館、金沢海上保安部、能登里海教育研究所、株式会社ロータスコンセプト、JFいしかわ

第1回 現代につながる北前船貿易、港や灯台を学ぶ 10月11日(日)

金沢市と小松市から12名の児童が石川テレビのスタジオに集まり、イベントに参加。能登町の小木小学校からは8名が中継で参加しました。

午前の部は、海を舞台にした北前船貿易の歴史と 現代につながる伝統産業を学びました。日本一の富豪村と言われた加賀橋立の船主達や、“海の百万石”との異名を取った金沢の銭屋五兵衛をはじめ、七尾に根づく伝統産業などを紹介しました。そして北海道の発展に寄与した加賀・橋立出身の豪商の物語を、小樽市総合博物館の学芸員がオンラインで解説しました。

午後の部は、金沢港のさまざまな施設を紹介。今年6月にオープンした金沢港クルーズターミナルからは、生中継で最新設備とその役割を伝えました。
続いて、「海と港と灯台」をテーマに、ドローン撮影による迫力の映像を見ながら、石川県のどこにどんな港があるのか、高台に建ち海を照らす灯台の歴史や役割とは何か、金沢海上保安部の灯台の設計にも携わるスペシャリストが解説しました。

第2回  海洋ごみ問題を考える、石川の海そその恵みを知る 11月1日(日)

午前の部は「海洋プラスチックごみ」をテーマに、講義とクイズ、そして実験を織り交ぜて展開しました。天然由来の品に代わって使われてきたプラスチック製品ごみによる海洋汚染が全世界に拡大し、深刻化していることを学んだほか、参加した小学生による海洋ごみに関する発表も行いました。
また、プラスチック製のストローに代わる「大麦ストロー」について、考案した蒲田ちか氏とワークショップを行い、大麦ストローに込める思いを聞きました。

午後の部は石川の海とその恵みである魚介について学びました。JFいしかわのおさかなマイスターから、この20年間の日本海の海水温上昇の話題やそれに伴って獲れる魚種が変化していることを聞きました。
そののち、全国屈指のスルメイカの水揚げ量を誇る能登町小木のイカ漁と海の関係について学び、イカを使った小木の郷土料理「イカの甘酢漬け」作りをスタジオの子どもたちが体験しました。

参加者の声
・海や港の秘密をいろいろと知ることができて楽しかった。
・魚と地球温暖化に関係があることを初めて知って驚いた。
・魚があまり好きではなかったが、魚に関する知識や問題などを知ることができてよかった。自分の地域の海を大切にしていきたいという思いが強くなった気がした。
・ごみ袋が足りなくなってしまうほど海のごみが多いことに驚いた。
・大麦ストローや清掃活動を自分もやりたいと思った。プラスチック製品の良いところも多いけれど、自然のものをなるべく使いたいと思った。
・プラスチックごみの多さは知っていたが、改めて、プラスチックごみを捨てるのはだめだなと思った。
・海を守るために自分ができることをしたいと思った。
・クイズでほかの人と相談して考えたり、実験をしたり楽しく学習できた。

配布資料
オンラインで学ぼう!いしかわの海 オリジナル学習ノート

メディア掲出
10月11日(日)『FNN Live News days』11:50~12:00
10月13日(火)  北陸中日新聞 朝刊
11月01日(日)『FNN Live News イット!』17:30~18:00

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。

参加人数:42人