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2020 日本遺産の誇りで繋ぐ海洋教育連携事業 in 大阪 〜海と日本PROJECT〜

泉佐野市で小学生を対象に、北前船や海と大阪の文化との関わりを探るイベントを開催。大阪の食文化を支えている昆布だしについて学び、いかにして文化を守るかを考えました。また、包装パッケージデザインにも取り組みました。

2021.03.18

泉佐野市で北前船や海がもたらした大阪の文化に関するイベントを行い、小学生32人が参加しました。海の恵みであり、大阪の食文化を支えている昆布だしと昆布漁について学び、いかにして文化を守るかを考えました。また、市の特産品や和菓子の包装パッケージデザインにも挑戦しました。

大阪の海は「北前船」の寄港地であり、北前船によりこんぶ、にしんなど多くの食料品が輸入、輸出されました。泉佐野市(当時の和泉 国佐野村)は北前船寄港地・船主集落が多く存在し、食野家や唐金家などの豪商を多く輩出し日本の食文化・発展に大きく貢献した場所です。
北前船がもたらした海の恵みであり、大阪の食文化を支えている「昆布だし文化」を学び、「海の恩恵」を直接感じてもらい、全国に発信できる宝ポイント「こんぶロード」の起点となり全国に昆布だし文化を広めたことを学びます。そして最終的には、この文化を自分事として考えてもらい「海を大切に思う気持ち」を育んでいきます。

日程
2020年10月24日

開催場所
泉佐野市立 第三小学校

参加人数
32人

主催
一般社団法人北前船交流拡大機構

共催
海と日本プロジェクトin大阪実行委員会

協力
泉佐野市、泉佐野市立 第三小学校、一般社団法人日本昆布協会

海(北前船)がもたらした大阪の文化を知る

海(北前船)がもたらした大阪の文化を船主集落の映像座学をとおして学習します。
北前船の構造やまた北前船が運航していた当日の海、現在の海の役割、そして北前船が運んできた昆布やにしんなどが、今の大阪の食文化の礎になっていること、また北前船の存在が私たちの暮らしに欠かせない海運の発展につながっていることを学びました。

大阪の食文化を支える薄口(昆布出汁)文化を学ぶ

海の恵みであり、大阪の食文化を支えている「薄口(昆布出汁)文化」を学び、「海の恩恵」を感じてもらい、そして昆布の流通経路から海の食文化が暮らしと深くつながっていることを学びます。
また、昆布の生態環境、そして環境変化によるコンブ漁への影響を学び、この文化を守っていくにはどうすべきか考えてもらいました。

オリジナルパッケージデザインを考える

北前船がもたらした海の恵み、大阪の食文化を支えている「昆布だし文化」「海の恩恵」の学びを踏まえて、泉佐野の特産品である泉州タオルや千石船をイメージした和菓子等の包装パッケージのデザインを考えました。

参加者の声
・私たち大阪の食文化を支えている「昆布だし文化」を学び、「海の恩恵」を感じる事ができた。
・地元には船主集落が多く存在し、食野家や唐金家などの豪商を多く輩出し日本の食文化・発展に大きく貢献した場所であることを学んだ。
・大阪の昆布だし文化をもっとたくさんの方に知っていただき、そして次世代につなげていくために、ペットボトル、ごみをポイ捨てせず、清掃活動などを通じて、今まで以上に海を大切にしたいと思います。

配布資料
・昆布について

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。

参加人数:32人