2020 日本遺産の誇りで繋ぐ海洋教育連携事業 in 島根 〜海と日本PROJECT〜
浜田市で北前船との関わりを学び、地元を知るフィールドワークを行いました。水産業における北前船の役割や現況などを知り、地元活性化に向けて何ができるかを考えました。
2021.03.08
浜田市で、小学生が参加する北前船の学習やフィールドワークを行いました。浜田市の水産業における北前船の役割、輸送方法や現在の漁業のようすなどを知り、地元活性化のためのアイデアを出し合いました。
浜田市は昔、北前船による交易で発展を遂げた経緯と、輸送手段が海上交易から鉄道へと移り変わる中で水産業の町として発展した経緯を知り、今も昔も浜田市は海と密接に関わっていることを学びます。
水産業の町としての現状や課題を知り、地元をより活性化させるためのアイデアを考えます。
日程
2020年9月18日(金)、2020年10月19日(月)
開催場所
浜田城資料館、外ノ浦周辺、松原小学校
参加人数
体験①:22人、体験②:21人
主催
一般社団法人北前船交流拡大機構
共催
海と日本プロジェクトinしまね実行委員会
協力
株式会社シーライフ
体験① 浜田の港 今と昔 (座学&フィールドワーク)
・開催日時:2020年9月18日(金)
・開催場所:浜田城資料館、外ノ浦周辺、松原小学校
・講師:浜田市教育委員会 文化振興課 小松 真人氏
座学:浜田城資料館で北前船の学習を実施(講師による説明、DVD視聴)
北前船の役割や歴史について学習し、浜田市の発展において北前船が大きく貢献したことを学びました。
フィールドワーク:外ノ浦周辺を見学(雨天のため、バスからの見学)
外ノ浦の地形に着目し、北前船の寄港地として最適であったこと(波がほとんどない様子)を学びました。
まとめ:松原小学校にて当日のまとめ授業を実施。
感想や気付きなど、積極的に発表を行っていました。また、今回の学習を通じ新たな疑問を持つなど、地元の海へ対しての興味を深めました。
体験② 水産業の町 浜田の宝を全国に発信しよう!
・開催日時:2020年10月19日(月)
・開催場所:松原小学校
・講師:株式会社シーライフ 専務取締役 河上 清貴氏
座学:地元の水産加工業者(シーライフ)を講師に迎え、浜田市の水産業についての授業を実施。
輸送手段が海上交易から鉄道へと移り変わり、水産業が浜田で発展した歴 史や近年の漁業従事者の減少による漁獲高減少、また、一度無くなった地元缶詰会社の話、それをシーライフが復活させた経緯などを説明。浜田の水産業の現状や課題を知り、現在も浜田市の主要産業は海と密接に関わっていることを学びました。
商品アイデアパート:これまで学んだことをもとに地元活性化のためのアイデアをまとめて発表。
地元の宝である海や魚を全国に発信するため、自分たちにできることをグループで検討し、意見交換を行いました。
参加者の声
・浜田が北前船で発展したことを知り、地元の海を深く知りたいと思った。
・日本遺産に認定されている外ノ浦を、誇らしく思う。
・浜田が水産業で発展した理由などを知ることができた。
・自分なりに浜田の水産業のために今できることをやりたい。
・浜田の魚をもっと食べるようにしたい。
メディア掲出
<体験①>
2020年9月18日(金) TSKさんいん中央テレビ「TSK Live News it !」
2020年9月18日(金) NHK総合「しまねっとNEWS610」「しまねっと845」
2020年9月19日(土) 中国新聞 朝刊
2020年9月27日(日) 山陰中央新報 朝刊
2020年10月4日(日) TSKさんいん中央テレビ「海と日本プロジェクトinしまね」
<体験②>
2020年10月19日(月) TSKさんいん中央テレビ「TSK Live News イット!」
2020年10月19日(月) NHK総合「しまねっとNEWS610」「しまねっと845」
2020年10月20日(火) 山陰中央新報 朝刊
全体概要資料
体験①ワークシート
体験②ワークシート
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:43人