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2020 日本遺産の誇りで繋ぐ海洋教育連携事業 in 富山 〜海と日本PROJECT〜

高岡市で小学生が参加する、北前船との関わりについて学ぶイベントを開催。海や交易とまちの文化の関わりについて知り、自分たちのまちについてじっくり考える機会となりました。

2021.03.11

高岡市伏木地区で、北前船との関わりからもたらされたものについて学ぶイベントを行いました。小学生たちは地元の祭りが海上安全にまつわること、身近な昆布が交易によってもたらされたことなどを知り、自分たちのまちについてじっくり考える機会となりました。

全国16エリアの小学生が海洋教育授業で海が暮らしにもたらした恩恵を学び、海と生きる国としての誇りと、海を尊ぶ意識を醸成。地域の宝を商品化する過程で実践知による海洋教育を行うとともに、ふるさと納税で小学生が地域の海に貢献します。

日程
2020年10月14日(水)~2020年11月26日(木)

開催場所
富山県高岡市伏木

参加人数
45人

主催
一般社団法人北前船交流拡大機構

共催
海と日本プロジェクトin富山実行委員会

地元のまちに根付く文化と北前船の関わりを知る

・開催日時:2020年10月14日(水)8:45~15:00
・開催場所:富山県高岡市伏木地区
・講  師:
伏木神社 宮司 尾崎 定秀氏
伏木観光推進センター  事務局長 向 敬至氏
国土交通省 北陸地方整備局  伏木富山港湾事務所 企画調整課 課長  泉田 宏文氏
株式会社室屋 代表取締役  室谷 和典氏

■地元の海が私たちの暮らしにもたらしたもの
伏木の海が交易の玄関口となったことで、富山に昆布の食文化をもたらしました。海上安全の神である伏木神社の春季例大祭「伏木曳山祭り」が、今も地元のお祭りとして、地域に根付いています。

■日本遺産に認定された地元の海の恩恵など。海の何を学んだか。どう思ったか。
北前船がさまざまな場所で交易し、伏木の町が栄えた。北前船は1度の交易で約1億円も稼ぐ宝の船でした。
伏木の町の人たちは、北前船の関係者が帰ってくることを楽しみに待ち、無事に帰ってきたときは、町全体で盛大にお祝いをしていました。伏木は各地でお米を売り、北海道から昆布を仕入れ、富山に昆布の食文化をもたらしたことを知りました。北前船の船主が伏木神社で海上の安全を祈るなど、伏木神社は、北前船の関係者にとって大切な場所でした。今の伏木曳山祭りも地元の大切なお祭りとして地域で愛されており、歴史を受け継いでいきたいと思いました。

■学習テーマについての新しい発見など
伏木神社に残る玉垣や灯篭は、かつて北前船で運ばれたことを知りました。北前船の船主が伏木神社で海上での安全を祈願していました。富山県で一番食べられている昆布は羅臼昆布ということを知り驚きました。昆布締めや昆布のおにぎり、昆布巻きなど昆布を食べる富山の食文化は、北前船がもたらした文化ということを知りました。昆布の食文化をみんなに伝えていきたいと思いました。

参加者の声
・北前船や神社には、全然興味がなかったけど、勉強すると意外と面白いことが分かった。
・いつもと違う授業で、全く知らなかったことも分かった。班で協力する楽しさが分かった。
・このイベントを通じて、今まで知らなかった伏木の事、昆布の事などを知れ、自分の住んでいるまちがもっと好きになった。
・伏木のまちのことがわかり、とても楽しかった。
・普段いけない所にも行けて、とても楽しかった。
・昔の海のことを沢山教えてもらい楽しかった。
・伏木の港が伏木富山港の中で、一番古いことがすごいと思った。
・海のことについてたくさん学べ、たくさんの場所に行けて楽しかった。

メディア掲出
富山テレビ放送 2020年10月15日(木)ライブBBT2部 18:30~18:33 にて ニュース放映
北日本新聞社  2020年10月15日(木)朝刊掲載

参加のしおり、ワークシート

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。

参加人数:45人