2020年の春から石巻市の高校生たちが取り組んでいた「海と日本プロジェクト」オリジナルサイダーがついに発売されました。「海という存在を身近に感じられるようにしたい」と考え、企画から製造・販売までを手掛けた体にも優しいサイダーです。10月4日（日）、企画に携わった高校生たちが店頭に立ち、商品に込めた思いや特徴を伝えながら、販売しました。

「ずんだサイダー」や「牛たんサイダー」でお馴染みのトレボン食品株式会社に賛同いただき、石巻市の高校生たちが企画から製造・販売までを手掛けた「海と日本プロジェクト」オリジナルサイダーを発売しました。
地域を担う若者の育成とその仕組みづくりを目的に活動している特定非営利活動法人かぎかっこPROJECTの呼び掛けに応えた石巻市の高校生15人が、“海”をテーマにしたサイダー作りに参加。2020年の春から、サイダーの味やパッケージデザイン、キャッチコピーなどを話し合いながら準備を進めました。「どうしたら、海に関心を持ってもらえるか」、「サイダーを手にすることで海という存在を身近に感じられるようにしたい」と考え、生まれたのが、「海のまち石巻から生まれた　優しいサイダー」です。サイダーには、石巻市鮎川浜にある「くじらのしっぽ」が製造した金華塩を使用。天然塩で体にも優しいサイダーにという思いが込められています。
発売日となる10月4日（日）に、仙台うみの杜水族館で販売会を行いました。本企画に携わった高校生たちが店頭に立ち、商品に込めた思いや特徴を伝えながら、販売。多くの方にお買い求めいただき、「海と日本プロジェクト」の活動を広めるとともに、海について考えるきっかけを作りました。

日程
2020年10月4日（日）　10時00分～15時00分

開催場所
仙台うみの杜水族館　1F　ミュージアムショップ前

参加人数
企画・製造、販売に携わった高校生：15人

主催
海と日本プロジェクトinみやぎ実行委員会

協力
トレボン食品株式会社、特定非営利活動法人かぎかっこPROJECT、仙台うみの杜水族館

企画・製造を手掛けたオリジナルのサイダーを高校生自身が販売

トレボン食品株式会社の協力のもと、地域を担う若者の育成とその仕組みづくりを目的に活動している特定非営利活動法人かぎかっこPROJECTの呼び掛けに応えた石巻市の高校生が企画から製造・販売までを手掛けた「海と日本プロジェクト」オリジナルサイダー「海のまち石巻から生まれた　優しいサイダー」の発売当日に、仙台うみの杜水族館で販売会を行いました。
高校生たちが店頭に立ち、商品に込めた思いや特徴などを伝えながら、販売。多くの方にお買い求めいただき、「海と日本プロジェクト」の活動を広めるとともに、海について考えるきっかけを作りました。

参加者の声
【購入者】
・ライチ味で、おいしい！
・微炭酸で、甘くて、子どもでも飲める。
・ラベルがかわいい！
【企画・開発した高校生】
・商品を作るのは難しかったけど、とても勉強になりました。
・どんな味にするかということより、どんな人に何を伝えたいかを最初に考えました。
・海と共に暮らしている私たちが作った海のサイダーを飲んで、海のことを思い出してもらえたら嬉しいです。
・東日本大震災で海のことが怖くなったという人もいると思いますが、生まれたときから海と暮らしてきているので、海のことをもっと知ってもらうきっかけになればいいと思います。
【トレボン食品　鶴戸社長】
・このプロジェクトの内容を聞いてとてもいい取り組みだな〜と思ったので、ぜひ企画に参加したいと思いました。このように形になってとても嬉しいです。そして、このサイダーをきっかけに、たくさんの人に海の様々なことに興味・関心を持ってもらえたらいいですね。

チラシ

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。

参加人数：15人