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「海洋プラスチックごみで海の生きものを作ろう!!開催 〜海と日本PROJECT〜

海洋プラスチックごみを使って海の生きもののアート作品を制作するイベントを開催。海洋ごみの問題に関する研究成果の掲出やワークショップも行い、プラスチックごみの問題に関心を持ってもらうきっかけとしました。

2021.04.09

子どもたちに海洋プラスチックごみを使って海の生きもののアート作品を制作してもらうイベントを行いました。開催会場では海洋ごみの問題に関する研究成果を掲出したり、ワークショップも開催。子どもたちがプラスチックごみの問題を知り、関心を持ってもらうきっかけを作りました。

「海と日本プロジェクト in みやぎ」実行委員会は、仙台うみの杜水族館の協力のもと、環境系学生団体海辺のたからものと連携し、8月22日(土)23日(日)の2日間、子どもたちに海洋プラスチックごみで海の生きもののアート作品を制作してもらう「海洋プラスチックごみで海の生きものを作ろう‼」を開催しました。
本イベントでは、仙台市荒浜を拠点に海岸清掃などの活動を行っている「海辺のたからもの」が中心になり拾い集めたプラスチックごみを使って、子どもたちがアート作品を制作しました。海洋プラスチックごみの欠片を海の生きものたちが描かれたパネルに貼り付けていき、完成しました。
さらに会場では、「海辺のたからもの」が行った海洋ごみの問題に関する研究成果を掲出したほか、海洋プラスチックごみを使ったワークショップも開催し、子どもたちに今、海で起きているプラスチックごみの問題を知り、関心を持ってもらうきっかけを作りました。
制作したパネルは、8月23日(日)~31日(月)まで仙台うみの杜水族館で展示しました。その後は、海辺のたからものの拠点・荒浜ロッジに展示中(無期限で)

日程
2020年8月22日(土)9:30~15:30 / 23日(日)9:30~15:00

開催場所
仙台うみの杜水族館 2F企画展示室

参加人数
211人

主催
海と日本プロジェクトinみやぎ実行委員会

協力
環境系学生団体「海辺のたからもの」、仙台うみの杜水族館

荒浜で拾ったプラスチックごみでアート作品を作成

「海辺のたからもの」が7月18日(土)に仙台市の荒浜にオープンさせた”cafeけのひ”を拠点に、約1ヶ月間、地域の小学生や一般の利用者に海岸でプラスチックごみのごみ拾いを行ってもらいました。
そこで集まった海洋プラスチックごみを使って、8月22日(土)23日(日)の2日間、仙台うみの杜水族館で海のアート作品を来場者(子どもメイン)と一緒に制作した。アート作品は、宮城の海に住む生き物を書いた下絵に、プラスチックごみを貼り付けて制作。

海洋プラスチックごみに関する研究結果を掲出

会場には海と日本プロジェクトを説明するパネルのほか、「海辺のたからもの」と公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワークが行った宮城の海に関する環境調査の結果を掲出。海洋プラスチックごみや温暖化など、身近な海で起きている問題や「海と日本プロジェクト」について、スタッフが分かりやすく説明しました。

海洋プラスチックごみで作るアクセサリーのワークショップも開催

海洋プラスチックごみを使用したアクセサリー作りも体験してもらいました。普段からアクセサリーを身に付けてもらうことで、日頃から海洋ごみの問題を意識してもらうことを目的に、お土産として持ち帰っていただきました。

参加者の声
参加した皆さんは、海洋ごみ問題に関する調査結果のパネルを見たり、アート作品の材料になる海洋ごみに触れ、驚いた様子で、
・こんなものまで落ちているのか
・海を綺麗にしないと生き物たちがかわいそうだね
と親子で会話をしていました。アクセサリー作りをした参加者は
・海のごみを使って自分だけのもの(アクセサリー)を作るのが楽しかったです
と感想を述べていました。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。

参加人数:211人