2020 海と川・SAITAMA使節団 ~海と日本PROJECT~
小学5~6年生20名による「海と川・SAITAMA使節団」を結成し、長瀞町の「荒川」でフィールドワークと座学を実施して、海と川についてしっかり学んでもらいました。
2021.04.19
埼玉県全域から小学5~6年生を20名募集し、「海と川・SAITAMA使節団」を結成。長瀞町の「荒川」でフィールドワークと座学を実施しました。海と川の関係を考え、川をきれいにすることが環境問題の解決につながることなどを実感してもらいました。また、啓発ポスターを作成し、秩父鉄道内に掲示しました。
埼玉県内に住む子どもたちを対象に、海を身近なものとして捉えてもらおうと企画。「海なし県」にとっても海洋環境問題と深く関わりがあること、さらに問題の解決のために自分達にできることを自発的に考えさせるような土壌を作ることを図りました。
専門家の指導のもと、埼玉県長瀞町の「荒川」でフィールドワークと座学を実施。目の前にある「川」から、古代の地球や遠く離れた国、そして数十年後の自分たちの未来など、「遠く」に思いを馳せるという構成。「川をきれいにすることは海をきれいにすることにもつながり、世界的に問題になっている環境問題の解決にもつながる」ということを伝えました。
学習のまとめの作成のほか、アウトプットのため、「川と海の未来のために、県内の人に伝えたいこと」をテーマにポスターを作成。イベント開催地へ行くことができる秩父鉄道内に、作品のまとめを2週間掲示しました。
日程
2020年9月21日(月)~9月27日(日)
開催場所
埼玉県長瀞町、埼玉県さいたま市浦和区
主催
海と日本プロジェクトin埼玉県実行委員会
協力
埼玉県環境部水環境課、長瀞町、埼玉新聞、秩父鉄道、埼玉県環境科学国際センター、埼玉県立自然の博物館
1.「海と川・SAITAMA使節団」の結成
時期:2020年8月3日(月)~2020年9月11日(金)
場所:海と日本プロジェクトin埼玉県ニュースサイト、テレビ埼玉「情報番組マチコミ」、テレビ埼玉公式ホームページ
募集:埼玉県全域から小学5~6年生を20名募集
募集条件:埼玉県内に在住・在学の小学5~6年生
2. 「海と川・SAITAMA使節団」の実施-荒川についての講義
時期:2020年9月21日(月)、26日(土)
場所:埼玉県長瀞町
参加者:16名(21日8名、26日8名)
<荒川についての知識を深める>
21日:県立自然の博物館 半田学芸員
26日:埼玉県環境科学国際センター 木持研究員、田中学芸員
埼玉県環境部水環境課 田村技師
内容:「荒川はどこまで続くの?海と川の関係は?」をテーマに問題提起
荒川で水生昆虫の観察、水質の違いによる生き物の違いを講義
3. 「海と川・SAITAMA使節団」の実施-川と海の関係についての講義
時期:2020年9月21日(月)、26日(土)
場所:埼玉県長瀞町
参加者:16名(21日8名、26日8名)
<海・川についての知識を深める>
21日:県立自然の博物館 半田学芸員、
埼玉県環境科学国際センター 木持研究員、田中学芸員、
埼玉県環境部水環境課 田村技師
26日:埼玉県環境科学国際センター 木持研究員、田中学芸員、
埼玉県環境部水環境課 田村技師
内容:荒川の水、水道水、汚染水を使って水質検査を実施
「荒川は昔、海だった?」荒川の歴史について講義
「川を汚したら海はどうなる?」をテーマに講義
未来の川と海にできることは何かを考える
荒川舟下り(21日のみ)
荒川の上流見学・ダムの放流見学(26日のみ)
参加者の声
・川と海のつながりを知ることができてよかった。
・コロナで外に出られない中、活動ができて嬉しかった。
メディア掲出
・テレビ埼玉 情報番組マチコミ 2020年10月5日、10月9日
・埼玉新聞 朝刊 10月21日
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:16人