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海の力で街おこし!海なし県で海のチカラ発見隊〜海と日本PROJECT〜

海無し県の「栃木」ですが、県土の一部は「奥東京湾」であり、クジラの化石や貝塚が発見されています。また、海洋資源を食文化に取り入れ、郷土料理としています。さらに、栃木県には海に関する事柄で、日本初、全国唯一といった技術や機関が存在しています。こうした栃木県内における海にかかわる事業、海に関連する機関で学習を行いました。

2021.02.15

海無し県の「栃木」ですが、さまざまなかたちで海と関わりがあります。また、栃木県には海に関する事柄で、日本初、全国唯一といった技術や機関が存在しています。小学5年生、6年生を対象に、栃木県内における海にかかわる事業、海に関連する機関で学習を行いました。

海無し県である「栃木」。しかし、歴史を遡ってみれば、県土の一部は「奥東京湾」であり、海のある時代もあったことから、クジラの化石や貝塚が発見されています。また、江戸時代以降になっても鮭や鮫などの海洋資源を食文化に取り入れ、郷土料理として根付かせてきたように、多くの「海の恵み」を受けてきました。さらに、栃木県には海に関する事柄で、日本初、全国唯一といった技術や機関が存在しております。
当イベントでは、栃木県内における海にかかわる事業、海に関連する機関で学習を行い、子供たちが海について直接的に考え、海を身近に感じてもらい、海に関するさまざまな事象を自分事化することを目的に実施しました。

日程
2020年10月3日(土)、10月10日(土)

開催場所
栃木県那須烏山市・大田原市・那珂川町

参加人数
14人(小学5年生7人 小学6年生7人)

主催
海と日本プロジェクトin栃木県実行委員会

共催
とちぎテレビ

協力
栃木県水産試験場、なかがわ水遊園、馬頭高校、那須烏山市、(株)岩商

オオガネクジラが発見された海成層を見学

新第三紀中新世の海進から海退まで、那珂川水系の一連の地層を見学。ヒゲクジラの仲間のオオガネクジラが発見された海成層も学習しました。水が作ってきた大地の変遷の歴史を感じ取り、里山、里川、そして海がつながっている自然環境について学びました。

温泉の塩分濃度を活かした温泉トラフグについて学ぶ

何故内陸で海の生き物が生きられるのか、温泉トラフグ発祥の地、那珂川町を訪問。地元の温泉の塩分濃度を活かし、環境を汚さない循環型の養殖であることを学習。また、海なし県ではあるが、栃木の水は全て太平洋とつながっていることを学んだ。

栃木のニジマスについて学ぶ

栃木県水産試験場で海と河川を行き来する遡河回遊魚のニジマスを品種改良した栃木県オリジナル品種「ヤシオマス」や全国第4位のニジマス、5位の鮎の養殖を学習。海なし県の漁業の現状と環境配慮対策を学んだ。また、国の天然記念物であるミヤコタナゴの生態、保護についても学んだ。

淡水魚を中心とした「なかがわ水遊園」を見学

全国でも珍しい淡水魚を中心とした水族館「なかがわ水遊園」を見学。栃木県からそのまま太平洋へとつながる那珂川、及びその汽水域、河口付近の生物や、世界最大の水域を誇るアマゾン川の生物などを見学し、森、山、川が海とつながっていることを学んだ。

海について学べる県内の高校を知る

全国で唯一、内陸における水産専門科として学べる馬頭高校について説明を受けました。高校生によるチョウザメの養殖、キャビアの製造の他、海洋生物や資源増殖などの座学、河川でのレジャー対策(安全)や茨城県立海洋高校での海洋実習など、海について学べることの説明を受けました。

日間の学びをうみぽすにまとめる

海洋連盟指導の元、2日間学んだことを「うみぽす」にまとめました。絵に表現することで考えが整理できました。

成果を発表

保護者の前で参加者同士、学んだことを発表しました。また、今後の生活に役立てたいことを発言しました。

参加者の声
・魚を学べたし、海がなくても養殖していることがわかった。
・海なし県だけれど、海を大切にする取り組みをしていることがわかった。
・栃木県のことや、海、川、山のつながりがわかった。
・海がなくても魚がたくさんいることがわかった。また、それを守っていきたい。
・海なし県の栃木にたくさんの海とのつながりがあることがわかった。
・山や川や海がつながっていることがわかった。

メディア掲出
2020年10月21日 とちぎテレビ「イブ6+」
2020年11月04日 下野新聞朝刊(タブロイド版ASPO)

配布資料

 

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。

参加人数:14人